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ヤクシマイワキンバイ(屋久島岩金梅)の育て方|イワキンバイの特徴

ヤクシマキンバイ

ヤクシマイワキンバイ(屋久島岩金梅)は、屋久島に自生するイワキンバイです。イワキンバイ(Potentilla dickinsii)は、高さが10~20cmですが、ヤクシマイワキンバイは4~5cmほどしかありません。

紅葉も素敵で、花も可憐だったのですが、強いと思ったヤクシマイワキンバイですが、猛暑の夏に枯れてしまいました。

種から育て、たくさん芽生えたのですが、管理不行き届きで枯れてしまったことが心残りで、咲いている株を購入しました。

上のヤクシマイワキンバイ(屋久島岩金梅)は自宅で2017年5月14日に撮影した購入株の花です。

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ヤクシマイワキンバイ(屋久島岩金梅)の特徴と育て方

ヤクシマイワキンバイ

ヤクシマイワキンバイ(屋久島岩金梅) 2006年5月26日 撮影 栽培品(2004年10月播種)

ヤクシマイワキンバイ(屋久島岩金梅)

ヤクシマイワキンバイ(屋久島岩金梅) 2005年11月20日 撮影 栽培品(2004年10月播種)

     
和名ヤクシマイワキンバイ(屋久島岩金梅)
学名Potentilla sp.
科名・属名バラ科 キジムシロ属
分布屋久島
花期5~6月
特徴

山地の岩上に生える多年草。

イワキンバイ(Potentilla dickinsii)は、高さが10~20cmですが、ヤクシマイワキンバイは4~5cmほどしかありません。

イワキンバイの葉は3~5小葉からなり、裏面は粉白色で伏毛があります。

花茎の先に黄色の5弁花を集散状につけます。

花床に白毛が密生します。

ヤクシマイワキンバイは上記の写真のように秋の紅葉がとっても素晴らしいものでした。

育て方

性質は強く、軽石、日向砂、硬質鹿沼土など混合用土に植えて、日に当てて管理しています。

植え付け時にマグァンプK を根に触れないように入れます。

春と秋は良く日に当てて、夏は半日陰で涼しく管理します。

水は表面が乾いたらやり、真夏は夕方に、鉢と鉢のまわりにたっぷりやって、夜間温度を下げるようにします。それ以外の季節は朝にやります。乾きやすい時は朝もやります。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回水肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

性質は強いということで手を抜いたのかもしれないが、たくさん芽生えた種からのヤクシマキンバイを猛暑の夏に枯らしてしまいました。

イワキンバイ(岩金梅)の特徴

イワキンバイ

イワキンバイ(岩金梅) 2004年5月29日 撮影 日光植物園


   
和名イワキンバイ(岩金梅)
学名Potentilla dickinsii
科名・属名バラ科 キジムシロ属
分布北海道、本州、四国、九州
花期6~7月
特徴

山地の岩上に生える多年草。

イワキンバイの葉は3~5小葉からなり、裏面は粉白色で伏毛があります。

花茎の先に黄色の5弁花を集散状につけます。

花床に白毛が密生します。

ヤクシマイワキンバイ(屋久島岩金梅)まとめ

小形でとても素敵なヤクシマキンバイでしたが、猛暑の夏に枯れてしまいました。秋の紅葉も素晴らしかったのですが、残った写真を大切いするほかはないようです。

イワキンバイは暑さが苦手のようですので、他の山野草と同じように暑さ対策は欠かせないものだと反省しています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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