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チリアヤメ(Herbertia amoena)の育て方

チリアヤメ

チリアヤメ(Herbertia amoena)は、北アメリカからチリ、アルゼンチンに分布している、アヤメ科 チリアヤメ(ハーベルティア)属の多年草です。

草丈10cm前後で、細い葉に3cm前後の綺麗なブルーの花がとっても魅力的な花です。

暖かな地方ですと庭に植えることができて、零れ種で殖えるようですが関東地方の我が家は、軒下の暖かな場所に取り込んでいます。

上のチリアヤメ(Herbertia amoena)は自宅で2014年5月13日に撮影した種から育てた花です。

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チリアヤメ(Herbertia amoena)の特徴と育て方

チリアヤメ

チリアヤメ(Herbertia amoena) 2007年4月24日 撮影 栽培品

     
和名チリアヤメ
別名ハーベルチア
学名Herbertia amoena
科名・属名アヤメ科 チリアヤメ(ハーベルティア)属 
分布北アメリカからチリ、アルゼンチンに6種が分布
花期4~6月
特徴

草丈10cm前後、細い葉に3cm前後の綺麗なブルーの花を咲かせます。

半耐寒性小球根(0℃前後)なので、寒い地方は冬は家の中で管理したほうが良いようです。関東地方の住宅地の我が家は軒下の暖かな場所に置いています。

花は、朝開いて夕方にはしぼむ一日花ですが、次々と咲き続け、草姿が小さいわりに花は大きく、花径は3cmくらい、3枚の丸みのある花弁が、プロペラのように見えます。

夏の間は休眠していて、秋に針状の葉が四方に数枚出ます。

日本へは大正4~5年に入ったといわれ、関東地方以西の平野部では野生化している場所もあり、条件が良い場所では零れ種で殖えるようです。

育て方

関東以西では路地植えが出来るが、半耐寒性小球根(0℃前後)なので、寒い地方は冬は家の中で管理したほうが良いようです。

冬に温かく、日当たりのよい場所を好み、やや乾燥するようなやせ地が適しています。

鉢植えでは、秋から春まで用土が乾いたらたっぷり与えますが、過湿にならないようにします。夏の間の水やりは不要です。

鉢栽培は、水はけのよい草花用用土などでよく、用土は選びません。

球根は10月頃に植え替えますが、群生させた方が見栄えがするので数球植込み、植え替えはあまり必要がありませんが、球根が混み合て来たら株分けを兼ねて秋に植え替えます。

わが家は零れ種から殖えることはないので、毎年9月~11月に種を播きますが、翌年開花します。

3月~5月はチッソ主体のものを施し、6月以降はリン酸とカリウム主体のものに替えます。

夏は2重鉢にするか、砂床に置くか、人工芝の上に鉢を置いて、夕方にまわりに水をたっぷりやり、常に湿度を保つようにします。

チリアヤメ(Herbertia amoena)まとめ

山野草の種提供をしていたころに、送っていただいた種からの花で、初めて見る花に感激したことが記憶に残っています。

2005年に種を播いて翌年開花、それから10年もの間きれいな花を楽しむことができています。

こんな素敵な花がロックガーデンを飾ってくれたらと思いますが、北関東の我が家では寒さに弱いために冬は暖かな軒下で管理しています。

種も良くできるし育てるのも楽ですが、0℃ 以下の寒さに当てないことが大切です。

 

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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