スポンサーリンク

広告 夏の花・山野草記事

北海道の高山の花カムイビランジとヒメエゾネギ(姫蝦夷葱)

カムイビランジ

カムイビランジ 学名: Silene hidaka-alpina 2014年5月16日 撮影

とtも可憐な、北海道の高山の花カムイビランジとヒメエゾネギ(姫蝦夷葱)時を同じく咲いたので写真を添えて紹介したいと思います。

花の形は似ても似つかないのですが、淡いクリーム色を帯びたピンクの花色が優しさを醸し出しています。

スポンサーリンク

優しい花色のカムイビランジとヒメエゾネギ(姫蝦夷葱)

カムイビランジ

カムイビランジは北海道の日高山脈の戸蔦別岳、カムイエクウチカウシ山に自生する、ナデシコ科 マンテマ属の固有種です。

北海道の岩場に咲くのですから、私は見たことがありませんが、マンテマ属ですから種からの栽培がようのでしょう。

この株は10年くらい前に購入しましたが、水はけのよい用土で日向で育てると苗からもかなり殖えてます。

草丈は10cm程度と小ぶりですが、花は2㎝ほどはありとても素敵なクリーム色をおびたピンクの花が咲きます。

毎年植え替えるのがコツで、少し根がついていれば枯れることはないので、挿し芽でも殖やすことができますし、ナデシコ科の植物は株の寿命が短いので挿し芽で株の更新をはかる必要があります。

海外の高山植物も好きですが、私はこのように日本でしか見られない個体が特に好きです。

ヒメエゾネギ(姫蝦夷葱)

ヒメエゾネギ

ヒメエゾネギ(姫蝦夷葱) 学名: Allium schoenoprasum var. yezomonticola  2014年5月23日 撮影

ヒメエゾネギ

ヒメエゾネギ(姫蝦夷葱) 学名: Allium schoenoprasum var. yezomonticola  2014年5月20日 撮影

ヒメエゾネギ(姫蝦夷葱)は北海道のアポイ岳、日高幌満岳、太平山に分布する高さ10~9cmの多年草です。

シロウマアサツキの名前で購入し、シロウマアサツキと思っていましたが同じ仲間の変種で、日本固有種のようです。

エゾヒメネギは草丈が10~20㎝の小型で亜高山帯の~高山帯の蛇紋岩地や石灰岩地に生えるようです。

淡いピンクの花色と形がとても美しい花で、シロウマアサツキではなく、エゾヒメネギであることに納得しています。

高山植物ですが育てやすい方で、球根からも殖えます。

関連記事(一部広告を含む)

山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

スポンサーリンク

-夏の花・山野草記事