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ウンナンセンノウ(雲南仙翁)の育て方

ウンナンセンノウ

ウンナンセンノウ(雲南仙翁)は、中国雲南省原産でナデシコ科 センノウ属の植物です。カッコウセンノウ(リクニス・フロスククリ)にとてもよく似た花ですが、草丈は低く、繊細な株立ちをしています。

私は種から育てましたが、殖やすことが、容易な植物で、最初はとても元気に育っていて、種の採取も出来ていろいろな方に差し上げましたが、いつの間にか消えてしまったのは植え替えを怠ったか、株自体が弱かったかなのでしょうが、はっきりとしたことは分かりません。

数多く栽培しているとこのようなことがありますが、後になって心のゆるみを後悔することになります。

上の雲南センノウは自宅で2008年5月12日に撮影した種からの花です。

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ウンナンセンノウ(雲南仙翁)の特徴と育て方

雲南センノウ

ウンナンセンノウ(雲南仙翁) 2008年4月22日 撮影 播種からの花

     
和名ウンナンセンノウ(雲南仙翁)
学名Lychnis yunnanensis
科名・属名ナデシコ科 センノウ属
分布中国雲南省
花期4~5月
特徴

カッコウセンノウととてもよく似た花であるが、草丈はかなり低く、繊細な感じがします。

花径2㎝程のピンク色の花で、花びらが深く切れ込むところはカッコウセンノウと区別がつきにくいが、丈が低い分茎も細く、雲南省に自生するのもうなずけるような花です。

育て方

カッコウセンノウ(リクニス・フロスククリ)とほぼ同時に種を播き発芽も同じように良かったが、雲南省に自生する雲南センノウはとても繊細な感じでした。

最初は元気で素敵な花を見せてくれましたが、いつの間にか消えてしまったのは暑さに弱かったためだろうと思います。高山植物と同じような栽培をしなかったことが原因だろうと思っています。下に高山植物の育て方を載せておきます。

軽石の大粒を鉢底に入れその上にマグアンプKを入れて、軽石、日光砂、硬質鹿沼土の混合用土で植えこみます。用土の割合は育てる地方などによって変えた方が良いようです。

わが家は関東地方の猛暑に絶えることができるように排水の良い用土で植えます。春は水がわりに液肥を施します。

水は秋から春は朝に、夏は夕方に鉢のまわりにもたっぷりやり、夜間温度を下げるように工夫します。

繁殖は毎年の植え替え時の株分け、または種まきによります。種を播けば翌年に花が咲きます。

アブラムシ対策などの害虫と病気を防ぐために、薬剤散布は栽培品すべてに定期的に行っています。

雲南センノウまとめ

同じような花のカッコウセンノウ(リクニス・フロスククリ)がとても丈夫だったために、雲南センノウは暑さに弱い植物にもかかわらず、同じように育ててしまったことから枯らしてしまいました。

花はよく似ていますが、茎や葉はとても繊細な感じだたので、高山植物のような育て方が必要だったのだろうと後悔しています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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