スポンサーリンク

広告 春の花・山野草の育て方

タリクトルム・アクイレギフォリウム(Thalictrum aquilegifolium) の育て方

ヨーロッパの中・東部、アジアが自生地のタリクトルム・アクイレギフォリウム(Thalictrum aquilegifolium)は、日本に自生するカラマツソウ(唐松草)の基本種のようです。

花色は白からピンクということですが、我が家で育てたタリクトルム・アクイレギフォリウム(Thalictrum aquilegifolium)は、ピンクのとてもきれいな花でした。

日本に自生しているものの仲間には、カラマツソウシキンカラマツミヤマカラマツコカラマツなどがあります。

上のタリクトルム・アクイレギフォリウム(Thalictrum aquilegifolium)は、自宅で2008年5月4日に撮影したものです。

スポンサーリンク

タリクトルム・アクイレギフォリウム(Thalictrum aquilegifolium)の特徴と育て方

タリクトルム・アクイレギフォリウム

タリクトルム・アクイレギフォリウム(Thalictrum aquilegifolium) 2006年5月9日 撮影 栽培品

   
和名タリクトルム・アクイレギフォリウム
学名Thalictrum aquilegifolium
科名・属名キンポウゲ科 カラマツソウ属
分布ヨーロッパの中・東部、アジア
花期栽培品:5月 自生地:7~8月
特徴

湿り気のある林内や山地草原に生え、高さは1m位になります。

葉は羽状複葉で、青緑色。

日本のカラマツソウの基本種。

育て方

鹿沼土を主体に、日光砂、軽石の小粒を用い、元肥にマグアンプK 中粒を入れて植えます。

芽出し後に置き肥を用い、真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回液肥をやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

高温多湿は嫌いますが、乾燥しないように注意し、梅雨以降は朝だけ日が当たる涼しい日陰に取り込みます。

鉢植えの場合は、毎年か、2年に1度、新しい用土で早春か秋葉が黄ばむ頃に植え替えます。

タリクトルム・アクイレギフォリウム(Thalictrum aquilegifolium)のまとめ

タリクトルム・アクイレギフォリウム(Thalictrum aquilegifolium)

タリクトルム・アクイレギフォリウム(Thalictrum aquilegifolium) 2007年5月10日 撮影 栽培品

タリクトルム・アクイレギフォリウム(Thalictrum aquilegifolium)は、苗をいただいて育てたのですが、庭植えにしてしまいました。丈が1mにもなるということから小さな苗を庭植えにしましたが、小苗のうちは丈夫で花が咲くまでに育ったのですが、数年後に枯れてしまったのは、今になって思えば、植え場所が良くなかったと反省しています。

乾燥を嫌う植物でしたのに、少し乾燥しやすいところに植えてしまいました。

カラマツソウの基本種ということですが、我が家のカラマツソウは白だったので、ピンクの素敵な色が気に入っていたのですが、カラマツソウが大株になって育ていたことから甘く考えてしまったようです。

どんな植物でも、殖えるようになるまでは気を使った大切に育てなければならないという、教訓をいただいた花でした。

関連記事(一部広告を含む)

山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

スポンサーリンク

-春の花・山野草の育て方
-