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広告 春の花・山野草の育て方

シラン(紫蘭 )、クチベニシラン(口紅紫蘭)、シロバナシラン(白花紫蘭)の育て方

クチベニシラン

シラン(紫蘭 )は、本州(関東以南)、四国、九州、、台湾、中国に分布し、日当たりの良い湿性斜面に生えているようですが私は自生しているシランは見たことがありません。

庭植えで手入れをしないでも、きれいな花を咲かせてくれるシランは、初心者はもちろん忙しい方にとっても、季節を感じさせてくれる素敵な花です。

シラン、クチベニシラン、白花シランを育てていますが、クチベニシラン、白花シランはシランほどには殖えないようです。

上のクチベニシラン(口紅紫蘭)は自宅で2019年5月10日に撮影した花です。

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シラン(紫蘭 )、クチベニシラン(口紅紫蘭)の特徴と育て方

シロバナシラン(白花紫蘭) 2019年5月10日 撮影 栽培品

クチベニシラン

クチベニシラン(口紅紫蘭) 2004年5月18日 撮影 栽培品

シラン

シラン(紫蘭 ) 2003年5月17日 撮影 栽培品

     
和名シラン(紫蘭 )、クチベニシラン(口紅紫蘭)
学名Bletilla striata
科名・属名ラン科 シラン属
分布本州(関東以南)、四国、九州、、台湾、中国
花期4~5月
特徴

日当たりの良い湿性斜面に生える多年草。栽培歴が長いため、自生しているシランも栽培品が逸脱したのか、種から殖えたのかわからない状態のようです。

偽球形は扁球形で横に並びます。

茎は高さ30~70cm。葉は披針形で長さ20~30cm。

花は数個つき、大型で、紅紫色、ときに白色を帯びる。萼片、側花弁は長さ約3cm、唇弁は卵形で先はひだが多い。

花が白い「白花シラン」、リップの先端がほんのり桃色の「口紅シラン」などがあります。

観賞用として栽培されます。

育て方

大き目の中深鉢を使い底にゴロ石を入れて桐生砂、軽石、硬質鹿沼土・硬質赤玉土を等量に使い植えます。

植えるときに、根に触れないように、 マグアンプK 中粒などの緩行性肥料を入れます。

植え替えは春か秋に2年おきに行い、庭植は数年に一度くらいの植え替えでもあまり弱ることがない丈夫な植物です。

成長期は置き肥をして、1ヶ月に2~3回薄い液肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

根が空気を好むので水はけの良い用土に植えますが、1年中日当たりの方が良いですが、半日陰でも育ちます。

シランはかなり殖えますが、クチベニシランや白花シランはシランほどには殖えません。

株が大きくなるような殖え方をするので、殖えすぎた時は株分けをすればよいので、庭で他の植物に影響を与えませんが、自然に任せておけば、弱いものは侵害されるかもしれません。

花之江の郷のシラン(紫蘭 )

シラン

シラン(紫蘭 ) 2003年5月3日 撮影 花之江の郷

シラン(紫蘭 )、クチベニシラン(口紅紫蘭)まとめ

クチベニシラン

クチベニシラン(口紅紫蘭) 2017年5月16日 撮影 栽培品

シランの根は空気を好むので水はけよく植えることと日当たりの良いところに植えるのががコツのようですが、とても丈夫な植物ですので少しくらいの悪条件では枯れないようです。

自生地が関東以南の暖かな地方のようですが、宮城県で育てていたシランもクチベニシランも持ち越しなので、どの辺から育てにくくなるのかはわかりませんが、宮城県でもかなり殖えました。

あまり手をかけないで育つ、シランの仲間はとても素敵な花で庭に欲しい丈夫なランです。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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