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ロードヒポキシス(アッツ桜)の育て方

ロードヒポキシス(アッツ桜)

南アフリカ原産の植物なので、寒さも高温多湿も嫌いますので、冬は暖かく、夏は涼しく管理しなければなりませんが、10℃以下の気温に当てないと花芽がつかないので寒いからと言って家の中での管理は良くありません。

適度な低温に当てた後の2~3月に植え替えます。小球根植物ですが乾燥には弱いので、掘りあげないで管理することが肝心です。

上記のようにきちんと管理すればよいのですが、我が家は丈夫なアッツザクラを庭に植えっぱなしで育っていましたので、大花や八重咲は管理ができずに枯らしてしまいました。

斑入りのピンクの花は、かなり長い年月植え替えなしで毎年咲いています。

上の ロードヒポキシス(アッツ桜)は2007年5月7日に撮影したものです。

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ロードヒポキシス(アッツ桜)の特徴と育て方

アッツザクラ

ロードヒポキシス(アッツ桜) 2006年5月18日 撮影 栽培品

 
和名 ロードヒポキシス(アッツ桜)
別名アッツザクラ
学名Rhodohypoxis baurii
科名・属名ヒガンバナ科 ロードヒボキシス属
分布南アフリカのドラケンスバーグ山脈
花期5月
特徴

南アフリカのドラケンスバーグ山脈に自生しますが、日本には大正末頃に渡来して栽培が始まりました。

その後、品種改良が行われ、花弁の厚い大輪花や小輪多花、八重咲きも作出され出回っています。

花径2cm、高さ10~15cmの球根草。

ロードヒポキシス(アッツザクラ)は雄蕊も雌蕊も見当たらない不思議な花です。

育て方

排水、日当たりの良い場所を好見ますが、高温多湿には弱いので花後は涼しい日陰に移します。

鉢植えの用土は、完熟した腐葉土やピートモスなどの有機物が3~4割と、水はけをよくするため軽石や小粒の赤球土を混ぜた用土を使い、鉢のまわりにマグアンプKを元肥として埋め込み、薄い液肥を時々施します。

冬の低温に当てないと花が咲かないので、10℃以下に6週間くらいあてた後の2~3月に分球をかねて、毎年植え替えます。

南アフリカ原産の植物なのでで、日本の暑さ寒さには弱いため、冬は暖かく、休眠中でも凍らせないように、また、夏は涼しく管理するのが基本です。

わが家は関東地方なので寒いですが、イワヒバの根元などには植え替えなしで毎年花が咲きますので、適温になっているのかもしれません。

ロードヒポキシス(アッツ桜)まとめ

アッツザクラ

ロードヒポキシス(アッツ桜) 2003年5月4日 撮影 栽培品

上のアッツザクラはとても丈夫な種類のようで、ロックガーデンに植えっぱなしで20年以上元気に咲いています。

しかし、アフリカ原産の植物ですから、寒さには弱く(半耐寒性)高温多湿には弱いので、春は日光によく当てて梅雨後は涼しく管理する必要があります。

なかには上の写真のように丈夫なものもありますが、暖かい地方以外は鉢植えで、冬の寒さをよけ、夏涼しく、球根は掘りあげないで2~3月に球根を分けて毎年植え替えるのが大切です。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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