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アクイレギア・スコプロラム(Aquilegia scopulorum)の育て方

アクイレギア・スコプロラム

北米高山系でもっとも優美なオダマキと言われているというアキレギア・スコプロラム(Aquilegia scopulorum)は、草丈が10㎝ということですから、種から育てたアクイレギア・スコプロラムはどこかで交配しているかと思われます。

上の白い花は花形がとても似ていますが、丈が20㎝くらいあります。下の澄んだ青花の花は花形は似ていますが少し横向きに咲いています。

海外のホームページで見る、アキレギア・スコプロラムの花は、北米高山系でもっとも優美なオダマキと言われていることに納得できるような素晴らしい花です。

上のアクイレギア・スコプロラム(Aquilegia scopulorum)は、自宅で2006年5月15日に撮影した下と同じ種から咲いた白花で最もきれいな花でした。

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アクイレギア・スコプロラム(Aquilegia scopulorum)の特徴と育て方

アクイレギア・スコプロラム

アクイレギア・スコプロラム(Aquilegia scopulorum) 2006年5月7日 撮影 栽培品(種から)

 
和名アクイレギア・スコプロラム(Aquilegia scopulorum)
学名Aquilegia scopulorum
科名・属名キンポウゲ科 オダマキ属
分布ロッキー山脈
花期5月
特徴

草丈10cm。

濃緑色の葉群から澄んだ青花。距は長く3~5cmで直線的。

北米高山系でもっとも優美なオダマキと言われています。

此花は20cm位あります

 
育て方

高山性のオダマキなので、富士砂、桐生砂、日向砂などの手に入りやすい用土に日光砂(硬質鹿沼土)を加えた混合用土に、根に触れないようにマグァンプK を入れて植込みます。

日当たりを良いところで(オダマキが毀れ種で殖えるところは朝日が当たるようなところで、1日中日光の当たるところには育っていない)、管理します。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回薄い液肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

水は秋から春は朝に、夏は夕方に鉢のまわりにもたっぷりやり、夜間温度を下げるように工夫します。

植え替えは、3月か9月中旬~10月頃が適期です。鉢から抜いた株は長く伸びすぎた細い根は切り、太い根は根を傷つけないようにして植え替えます。

オダマキは多年草ですが、株が3~4年が過ぎると弱ってくるので、種からの更新は欠かせません。

購入した種か採取した種を播くことになりますが、栽培しているものの種を播くときは採り播きが発芽率が良いようです。

購入した種を播くときは1晩水につけて播きます。アクイレギアの種は発芽しやすいものが多いです。

アクイレギア・スコプロラム(Aquilegia scopulorum)まとめ

アクイレギア・スコプロラム(Aquilegia scopulorum) 2005年5月16日 撮影 栽培品(種から)


種から育てたアクイレギア・スコプロラム(Aquilegia scopulorum)は純粋な品種ではないようですが、とてもきれいな花です。

とても素敵な白花は枯れてしまいましたが、下の青色の花は、現在でも元気にしています。

もし、原種の種でしたら、今頃まで我が家にいることはなかっただろうと思っています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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