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エゾマンテマの育て方

エゾマンテマ

エゾマンテマは、北海道に自生する花で、海浜、海岸の岩上、崖地、河原で見られ、札幌近郊では八剣山や定山渓天狗岳などの岩場で見ることができるようです。

茎は多数出て株立ちになり、下向きの曲がった毛があります。高さ20~30㎝になります。

種をいただいて育てた花で、播種から2年目くらいで開花しました。花は茎の上部に輪生し、花弁は5個で白色、先端は2深裂します。雄しべがが長く優しい印象の花です。

上のエゾマンテマは、自宅で2017年6月30日に撮影した種からの初花です。

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エゾマンテマの特徴と育て方

エゾマンテマ

エゾマンテマ 2017年6月30日 撮影 種からの初花。

           
和名エゾマンテマ
学名Silene foliosa
科名・属名ナデシコ科 マンテマ属
分布北海道
花期自生地:6~7月
特徴

北海道に自生する花で、海浜、海岸の岩上、崖地、河原で見られ、札幌近郊では八剣山や定山渓天狗岳などの岩場で見ることができます。

茎は多数出て株立ちになり、下向きの曲がった毛があります。高さ20~30㎝。

葉は長倒披針形で、長さ2~7cm、先は尖り縁には細かい毛があります。

花は茎の上部に輪生し、花弁は5個で白色、先端は2深裂します。雄しべが長く優しい印象の花です。

他のマンテマのように咢の部分は膨んでいず、細い筒状になっています。

育て方

他のマンテマの仲間と同じように、硬質鹿沼土を主に富士砂、軽石砂の混合用土で、マグァンプK などの緩行性肥料を根に触れないように入れて植えこみます。

高山植物は、粗めの砂が表面にあるほうが生育がよいようです。

薄い液肥をたびたび施し周年施せば分株し、花つきがよくなります。

基本的に日当たりの良いところで管理しますが、梅雨以降はポリカーボネートの波板の屋根下で、真夏は半日陰で、涼しく管理します。

水は表面が乾き始めたらやり、真夏は夕方に、鉢と鉢のまわりにたっぷりやって、夜間温度を下げるようにします。それ以外の季節は朝にやります。乾きやすい時は朝もやりますが、乾き気味の方が良いので、水のやりすぎには注意します。

早春か秋に株分けを兼ねて植え替えます。

増殖は植え替え時の株分けと6月の挿し芽、種まきによります。

この花は種をいただいて育てた初花ですが、現在は元気に育っているので、丈夫な花のようです。

エゾマンテマのまとめ

北海道の海浜、海岸の岩上、崖地、河原で見られるようなので、水はけよく育てます。種からの初花ですが苗が元気に育っているようなので、他のマンテマと同じように梅雨から真夏以外は日に当ててしっかりと育てます。

梅雨時は長雨の後に鉢内が蒸れることがあるので、雨を避け、真夏は寒冷紗などで日よけをして涼しく管理します。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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