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広告 秋の花・山野草の育て方

ミセバヤ(見せばや)の育て方

ミセバヤ

ミセバヤ(見せばや)は、万葉集にも歌われている日本古来のの植物として親しまれている多年草です。

現在では自生地少なくなって、香川県小豆島の山地や谷あいの岩場にわずかに見られるものが唯一の自生といわれているようです。

北海道、アムール、サハリンに生えるカラフトミセバヤ、海岸沿いの岩上に生える矮性種のヒダカミセバヤを栽培していますが、ミセバヤは地植えにしていてかなり殖えたのですが、樹木のかげになり、気が付いた時には枯れていて、今でも心残りです。

上のミセバヤ(見せばや)は、自宅で2005年11月2日に撮影した栽培品です。

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斑入りミセバヤ(見せばや)の特徴と育て方

ミセバヤ

斑入りミセバヤ(見せばや) 2003年10月30日 撮影 栽培品

       
和名ミセバヤ(見せばや)
学名Sedum sieboldii
科名・属名ベンケイソウ科 ムラサキベンケイソウ属
分布ミセバヤは瀬戸内海の小豆島の岩壁などに自生する
花期9~11月
特徴

ミセバヤは万葉集にも歌われている日本古来のの植物として親しまれている多年草です。

現在では自生地少なくなって、香川県小豆島の山地や谷あいの岩場にわずかに見られるものが唯一の自生といわれているようです。

花径約1cm、高さ垂下して約30cm。

葉は3個輪生し、長さ約2cmの扇形で肉質。

茎頂に球形の散房状に、淡紅色の花をつけます。花は直径約8㎜位です。

日本原産の宿根草の多肉植物です。

株元に冬芽を残した状態で休眠します。

育て方

1年を通して日当たりが良く風通しのよい環境で育てます。丈夫な植物なので、日当たりが良いところでしたら問題なく育ちます。

鉢作りでは、少し粗めの桐生砂、軽石、富士砂などに硬質鹿沼土を混合して、少量のマグアンプK 中粒を根に触れないように入れて植えます。

肥料はあまり必要ありませんが、古い株になるとだんだん栄養不足になるので、鉢植えでは、春と秋に月2回ほど、三要素等量の液体肥料を施します。

根の成長が早いので2年に1度、3月下旬から4月下旬までに株分けを兼ねて植え替えを行いますが、あまり小さく分けない方が良いようです。

他の植物と同じように、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

石付きでは、化石などで根を固定し、極端な水切れを防ぐため、上に山苔か水苔を置きます。

水は1日1回やりますが、あまり過湿にならないように、表面が乾いたらやります。

ミセバヤ(見せばや)まとめ

ミセバヤ

斑入りミセバヤ(見せばや) 2004年10月31日 撮影 栽培品

ミセバヤ

斑入りミセバヤ(見せばや) 2003年10月28日 撮影 栽培品

斑入りのミセバヤ(見せばや)がたくさん殖えていたのですが、近くに植えた木が成長して木陰になっていたら、気が付いた時には枯れていました。日当たりの良いところを好む植物ですので、木に覆われて数年たったころに気がついたら枯れていました。

また、斑入りのミセバヤで、それ以前は斑が抜けたものを取り除いていましたが、他のことに気をとられていた間のことでした。今でも心残りに思っています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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