スポンサーリンク

広告 秋の花・山野草の育て方

セントポーリアの育て方

セントポーリア

セントポーリアは、イワタバコ科 アフリカスミレ属のタンザニアのおもにウサンバラ山、ウルグル山が原産で、沢山の園芸品種があり、マニアに楽しまれている植物です。

株分けからも葉挿しからも殖やせるので、いつもワーディアンケースがいっぱいになってしまいます。

殖えたものは欲しい方に分けてあげて喜ばれていますが、保温と光が足らないと花が咲かないので、ケースの中での栽培でないと長く栽培することは難しいようです。

沢山育てていると1年中ケースの中に花があふれていて、心が和みます。

上のセントポーリアは、自宅で2004年12月6日に撮影した花です。

スポンサーリンク

セントポーリアの特徴と育て方

セントポーリア

セントポーリア 2004年12月27日 撮影 栽培品

セントポーリア

セントポーリア 2005年1月30日 撮影 栽培品

       
和名セントポーリア
別名アフリカスミレ
学名Saintpaulia
科名・属名イワタバコ科 アフリカスミレ属
分布東アフリカのごく限られた地域に分布します。タンザニアのおもにウサンバラ山、ウルグル山
花期通年
特徴

花径2cm前後、高さ15~20cmの多年草。

明治末期に渡来した花で5000種以上が登録されています。

花や葉の姿、花色や花びらの形、一重と八重など実に様々な形があります。

蛍光灯の照明でも十分に育つので、室内でワーディアンケースに蛍光灯をつけて栽培でき、棚を組めば狭い場所でも数多くの園芸品種を収集することができるのも人気の理由です。

育て方

温暖な気温(15~28℃)明るい間接光線、高めの湿度(70%)、水はけと水もちの良い用土を好みます。

越冬最低温度は10℃。

用土はバーミキュライト5、パーライト5の割合で混ぜた土か、セントポーリア専用培養土を用いますが、私は用土の乾燥がわかるように小粒の鹿沼土を入れえ置きました。

4月~10月は生育が旺盛な時期なので表面が乾いたら水をやりますが、鹿沼土を入れて置く用土の色を見て乾き具合が分かるので水のやりすぎを防げます。冬はあまり育たないのでそれよりは水やりの回数を減らします。

セントポーリアは水のやり過ぎで根が腐って枯れることが多いので、気を付けなければなりません。

葉に水をかけないように気を付けて株もとから静かにかけます。湿度を高くする必要があるので、時々霧吹きで花に湿り気を与えます。

肥料は春~秋にかけて薄めた液体肥料を月に1~2回与えます。

植え替えは1年に1回、6月に新しい用土で植え替えます。そのとき株もとの古い葉と傷んだ根を整理し、茎が上がっているようでしたら、根をほんの少し残す程度に茎を切って植えても株が若返ります。

株が殖えているようでしたら、株分けでも殖やせますし、葉挿しでも殖やすことが出来るので、株があっという間に殖えるのがセントポーリアの醍醐味です。

セントポーリアまとめ

セントポーリア

セントポーリア 2004年2月5日 撮影 栽培品

セントポーリア

セントポーリア 2004年8月22日 撮影 栽培品

セントポリアは温度と光が大切で、光は弱すぎても花が咲きませんし、ガラス越しの強い光も葉が焼けてしまいます。

水のやりすぎも根腐れのもとになりますので、それらをクリアすることで、いつもきれいな花を楽しむことが出来ます。

育て方を覚えてしまえば手のかからない植物で、1年中花を見ることが出来て家の中が華やかになります。

関連記事(一部広告を含む)

山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

スポンサーリンク

-秋の花・山野草の育て方
-