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ブナ盆栽の育て方

ブナ

ブナは、ブナ科 ブナ属で寒い地方では低地に、暖かい地方では高地に生える落葉高木です。ブナ盆栽は幹と葉のバランスが美しいのが特徴です。

ブナ盆栽は、新葉が展開する5月の緑がさわやかで、秋から冬は枝に残った枯葉の姿も楽しむ事が出来ます。

夏の暑さは日陰で涼しく育てますが、夜露に当てるようにします。

上のブナは2017年5月1日に自宅で撮影したものです。

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ブナ盆栽の育て方

ブナ

ブナ 2015年4月22日 撮影 栽培品

           
和名ブナ
学名Fagus crenata
科名・属名ブナ科 ブナ属
分布北海道南部、本州、四国、九州。日本固有種。
花期5月
特徴

寒い地方では低地に、暖かい地方では高地に生える落葉高木。

葉は互生し、葉身は卵形または菱状卵形。縁は波状鈍鋸歯があり、側脈が7~11対あります。

ブナの葉の特徴は、側脈の終端が鋸歯の凹部に入ることです。

5月、葉の展開と同時に開花します。雌雄同株。雄花は、新枝の下部に数個の頭状花序が付き、垂れ下がります。雌花は、新枝の上部に、2つの花が付く頭状花序を、上向きに付けます。雌花の柄は太い。

果実は柄が短く、赤褐色で10~11月に熟します。熟すと殻斗が4裂し、3陵のある卵形の種子が、2個出てきます。

育て方

高木性なので先端の方は樹勢が強いため丁寧に芽摘みや葉切りの作業を行わないと、上部と下部のバランスが悪くなってしまいます。

ブナ盆栽は、新葉が展開する5月の緑がさわやかで、秋から冬は枝に残った枯葉の姿も楽しむ事が出来ます。

夏場は水切れを避ける為遮光しますが夜露には当てたいので夜は外での栽培が適しています。

水をよく吸収し、梅雨明けからは乾きやすくなるので、新芽の季節と夏場は水をたっぷりやります。

わが家は根洗い盆栽で赤玉土と桐生砂の混合用土で育てているので、植え替えをしませんが、鉢植えは毎年3月に、古木になったものは2年に1回を目安に新しい用土で植え替えます。

アブラムシの駆除を行います。肥料は春に少なめに与えます。

わんぱく公園のトチノキ(栃ノ木)

大木になる木ですが、ブナ盆栽は5月の新葉の時、幹模様、秋から冬は枝に残った枯葉の姿も楽しむ事が出来ます。

また新葉が展開する前に芽摘みを行わないと樹形が乱れます。

肥料は少なめに、成長期にはたっぷり水をやります。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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