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広告 春の花・山野草記事

二色風鈴オダマキに距が生えてオダマキになってしまった

二色風鈴オダマキ  学名: Semiaquilegia ecalcarata  2008年5月10日 撮影

二色風鈴オダマキの種を播いて、数年は同じ花が咲いていましたが株分けしていたと思っていた鉢の中は、花色はおなじですが、すべて距のある花が咲いていたのでびっくりしました。

上の写真が、二色風鈴オダマキですが、下のように花色が大山オダマキのような色になり、その後距のあるものばかりになってしまいました。

オダマキの仲間は交配しやすい

オダマキ

二色風鈴オダマキ  学名: Semiaquilegia ecalcarata  2014年5月8日 撮影

オダマキ

交配したオダマキ 学名: Aquilegia  2014年5月8日 撮影

オダマキ

交配したオダマキ  学名: Aquilegia  2014年5月8日 撮影

二色風鈴オダマキはフウリンオダマキ(Aquilegia ecalcarata)とオダマキの交配種ということです。違った属間の交配種ということです。

花色はオオヤマオダマキに似ていますが背丈は大きくならないので、どのようなことが起きたのかは想像する他ないのですが、自然界ではこのようなことは普通に起きるのかも知れません。

ほかの鉢に飛び込んだものを育てていたのが、一番下の写真ですが、この花は距がないので二色風鈴オダマキのようですが、二色風鈴オダマキからの種のようですが、どのくらい交配が進んでいるかはわかりません。

中段の花は距がありますが、違った形の花になっており、上を向いて咲いていますが、どれも色は同じようで、わが家にはこの色のオダマキはオオヤマオダマキがよく似ています。

オダマキのなかにも、カナダオダマキオオヤマオダマキなどあまり交配をしないで長年咲いているものもあるのですが、交配しやすい種類と言うものもあるのでしょうか。

花を育てていると、このような様々な変異の花を見たり、今迄なかった花が咲いていて不思議に思うことなどがあります。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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