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広告 秋の花・山野草の育て方

ユキミバナ(雪見花)の育て方

ユキミバナ(雪見花)は、本州(福井県、滋賀県)に自生する山地の林内の薄暗いところに群生するキツネノマゴ科 イセハナビ属の植物です。

ぽつぽつと咲く花は新雪まで見られる事からついた名前のようで、紫の小さな花がとても可憐な花です。

播種苗をいただいて始めて見た花ですが、自生地が我が家からかなり遠いので、自生の花は見たことがありませんが、このような可憐な花が庭に群生したらとても素敵だろうと花を眺めていました。

上のユキミバナ(雪見花)は自宅で2015年11月15日撮影したものです。

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ユキミバナ(雪見花)の特徴と育て方


和名ユキミバナ(雪見花)
学名Strobilanthes wakasannus
科名・属名キツネノマゴ科 イセハナビ属
分布本州(福井県、滋賀県)
花期9~11月
特徴

ぽつぽつと咲く花は新雪まで見られるのでこの名があります。

山地の林内の薄暗いところに群生します。

茎は横に這い節からも根を出して殖え広がります。

葉は常緑で対生、広卵形で長さ1~2.5cm、幅1~1.5cmで長さ5㎜ほどの柄があります。

葉の両側に細毛があるほか、茎に著しい開出毛が生えます。

茎の上部の葉腋に長さ3㎝ほどの筒状の花を咲かせます。

花は朝咲いて夕方にはしおれる1日花。

かってはスズムシバナと同種と考えられていたが、常緑であること、茎が匍匐すること、花茎に開出毛があることから新種とされ、1993年に発表されました。

上の写真は小苗なので立ち上がっているが、ユキミバナという苗をいただいたものです。

育て方

キツネノマゴ科イセハナビ属で林縁などに生えるという事で、赤玉土と鹿沼土の混合用土に植えています。

苗をいただいて育て始めたばかりなので、自生地を参考に育て方を探っていこうと思っているが、さほど管理は難しくはないだろうと思っています。

殖えたら地植えにしてみたい花です。

新雪のころまで咲き続けるというユキミバナ(雪見花)

山野草を種から育てている方から、発芽した小苗を送っていただきました。

関西の方なので私が聞いたこともないような珍しい山野草の発芽苗や種を送っていただき、珍しい花を見ることができて花が咲くのを待つ楽しさを味わうことができています。

可憐な花を多く育てていらっしゃるようで、置く場所が少ない住宅地の狭い我が家にはとてもうれしいプレゼントです。

ユキミバナもとても可憐な花なので、殖やして山野草の庭の花に仲間入りができるようにと大切に育てています。

山野草は自生が限られているものが多いので、ネットの友人のご厚意はとてもうれしく、数ある山野草を見る機会が増えいつも感謝しています。

丹精を込めて種から育てた苗をお送りくださった方の期待を裏切らないよう大切に育てなければといつも思っています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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