プリムラ・ワルシェネウスキアナ(Primula warshenewskiana)は購入した苗ですが、かなり高山性のプリムラであるにも関わらず、最近の異常気候の猛暑のころまでは元気に殖えて花を見せてくれました。
高山性のプリムラのなかでも砂礫地に生える小型のプリムラの方が育てやすいのかもしれません。
とても可憐なプリムラで、いつまでも残ってほしかったので、とても残念です。
上のプリムラ・ワルシェネウスキアナ(Primula warshenewskiana)は、自宅で2007年3月18日に撮影したものです。
スポンサーリンク
プリムラ・ワルシェネウスキアナ(Primula warshenewskiana)の特徴と育て方
プリムラ ワルシェネウスキアナ 2010年3月22日 撮影 栽培品
和名 | プリムラ・ワルシェネウスキアナ |
学名 | Primula warshenewskiana |
科名・属名 | サクラソウ科 サクラソウ属 |
分布 | カシミール・ヒマラヤからパミール1800~4500m |
花期 | 早春 |
特徴 | 湿性の岩礫の草地や川床砂礫地に自生します。 新葉の展開前に、白い縁取りがある黄目のとても可憐なローズピンクの花5~8花を短茎に開きます。 葉は常緑で、5㎝にも満たない小型で密なロゼットで帯青緑色で厚い。 |
育て方 | 富士砂、軽石砂、日光砂、硬質鹿沼土を主にした混合用土で植えました。 春は日当たりその後はポリカーボネートの波板の屋根下で、夏は遮光し夕方は鉢のまわりにたっぷりと水を撒き夜間温度を下げるように管理しています。 湿性の岩礫の草地や川床砂礫地に自生なので、水分は十分に与えますが、夏はむれやすので少な目にします。 プリムラ類はコナジラミが付きやすいので注意して薬剤散布をします。植え土にオルトラン粒剤をまぜると効果があるようです。 高山性のプリムラなので、新しい用土で花後毎年植え替えます。 肥料は植え替え時にマグァンプK を根に触れないように入れて、夏を除いて液肥を施します。 |
白い縁取りがある黄目のとても可憐なプリムラ ワルシェネウスキアナ(Primula warshenewskiana)まとめ
プリムラ ワルシェネウスキアナ 2008年3月26日 撮影 栽培品
プリムラ ワルシェネウスキアナ 2007年3月11日 撮影 栽培品
プリムラ ワルシェネウスキアナ 2006年4月6日 撮影 栽培品
プリムラ・ワルシェネウスキアナ(Primula warshenewskiana) 2007年4月11日 撮影 栽培品
プリムラ ワルシェネウスキアナ(Primula warshenewskiana)は関東地方でもかなりの猛暑ではないかぎり栽培できたので、もっと工夫をすれば栽培不可能というほどではないようです。
ただ、我が家のように個人でたくさんの植物を栽培しているものにとっては、物理的な面での難しさはあります。
生涯出会うことができないだろう、このような可憐で素敵な高山の花と出会えたことは嬉しいことでした。