山野草の育て方、植物図鑑、庭造り

山野草を育てるNori&Wako


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早春の花・山野草の育て方

バイカオウレン(梅花黄蓮)とヒメバイカオウレン(姫梅花黄蓮)の育て方

バイカオウレン

バイカオウレン(梅花黄蓮)は、本州(福島県以南)、四国の針葉樹林内や林縁に生え、梅に似た花を咲かせるオウレン属の多年草です。

林床に生える植物は夏の暑さを嫌うので、水はけよく植えることが大切で、明るい日陰で管理しますが、夏は人工芝の上などに置き、水は鉢のまわりにもたっぷりあげ、空中湿度をあげて、夜間温度を下げるように工夫します。

バイカオウレンより全体に小さいヒメバイカオウレンも同じように育てていますが、とても可憐です。

上のバイカオウレン(梅花黄蓮)は、自宅で2019年2月13日に撮影したものです。

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バイカオウレン(梅花黄蓮)の特徴と育て方

バイカオウレン

バイカオウレン(梅花黄蓮) 2006年2月17日 撮影 栽培品

 
和名 バイカオウレン(梅花黄蓮)
学名 Coptis quinquefolia
科名・属名 キンポウゲ科 オウレン属
分布 本州(福島県以南)、四国
花期 4~5月
特徴

針葉樹林内や林縁に生える多年草。匐枝を出して殖えます。

根生葉は長柄がある掌状複葉。小葉は5個、長さ1~2.5㎝の倒卵形で鋭鋸歯があり、やや厚くて光沢があります。

高さ4~15cmの花茎の先に、直径1.2~1.8㎝の白色花を1個開く。

頂小葉は広卵形で長さ2~4㎝、基部は楔形、鈍鋸歯があります。

萼片は花弁状、花弁は黄色で浅い杯状。花袋に1個のすじが入ります。

育て方

地植えでは、シダが生えるような場所に植えると良く育つということですが、我が家はそのような場所がないので鉢植えで育てています。

鉢栽培では大きめの浅鉢を用い、鉢底に粗砂を入れ、ミジンを抜いた山砂(桐生砂や硬質鹿沼土)を混合し、ミズゴケを刻んだものを混入したものを使います。

株を水につけ、絡み合った根をほぐすように洗い、根の間に隙間ないように土を入れて植え込みます。

発芽のときは日に当て、それ以外は明るい日陰で涼しく育て、水は絶えず湿っているように与えますが過湿は根腐れの原因になるので水はけよく植えるのがコツです。

薄い液肥を月2~3回の割で施し夏はやめます。新葉の固まる5月頃に株わけをかねて植え替え、実生は採り播きします。

ヒメバイカオウレン(姫梅花黄蓮)の特徴と育て方

ヒメバイカオウレン

ヒメバイカオウレン(姫梅花黄蓮) 2017年2月13日 撮影 栽培品

ヒメバイカオウレン

ヒメバイカオウレン(姫梅花黄蓮) 2018年3月3日 撮影 栽培品

ヒメバイカオウレン(姫梅花黄蓮)の特徴

ヒメバイカオウレン(姫梅花黄蓮)は紀州の一部の地域に見られるということですで、株分け苗をいただいて育てていますが、学名などどのようになっているのかはわかりません。

花も少し小さいようですが、葉が小ぶりで、バイカオウレンと比べてみると全体に小ぶりの他は、違いは判りませんでした。

そのようなことから写真からの違いは分かりにくいと思います。

育て方はバイカオウレンに倣って育てています。

バイカオウレンは空中湿度を保ち涼しい場所で育てる

バイカオウレン

バイカオウレン(梅花黄蓮) 2017年3月6日 撮影 栽培品

ヒメバイカオウレン

ヒメバイカオウレン(姫梅花黄蓮) 2017年2月13日 撮影 栽培品

上の写真で見るとバイカオウレンもヒメバイカオウレンもほどんど違いがないように見えますが、同じように育ててもヒメバイカオウレンの方が小形です。しかし、育て方は同じで良いようです。

わが家には森の中のような湿度が高く、涼しい場所はないのでポリカーボネートの波板の屋根下で同じような場所を好む鉢植えの植物と一緒に鉢で育てています。

最初は環境に合わなかったのかあまり殖えませんでしたが、現在はかなり元気に育つようになり、花後の5月頃に株分けで殖やすことができるようになりました。

コシジオウレン(ミツバノバイカオウレン)も最近育て始めましたが、高山性で耐寒性ないようなので、工夫して育てたいと思っています。


山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処ではそだたないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。


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