スポンサーリンク

広告 春の花・山野草の育て方

コウリンタンポポ(紅輪蒲公英)の育て方

コウリンタンポポ

ヨーロッパが原産のコウリンタンポポ(紅輪蒲公英)は明治中期に観賞用として渡来したといわれています。私は北海道に行くまでは見たことがなかったのですが、北海道ではかなり群生しているところがありますし、本州の冷涼な場所にも自生地は殖えているということです。

私は種をいただいて、10年ほど前に播きましたが、庭に蔓延っては困ると思い鉢植えで育てていますが、種が飛んで庭に殖えることはないので、暑いところは苦手のようです。

下に北海道で写したコウリンタンポポの写真を載せておきます。

上のコウリンタンポポ(紅輪蒲公英)2007年5月22日に自宅で撮影したものです。

スポンサーリンク

コウリンタンポポ(紅輪蒲公英)の特徴と育て方

コウリンタンポポ

コウリンタンポポ(紅輪蒲公英) 2006年4月1日 撮影 栽培品

   
和名コウリンタンポポ(紅輪蒲公英)
別名エフデギク
学名Hieracium aurantiacum
科名・属名キク科 ヤナギタンポポ属
分布ヨーロッパ
花期6~8月
特徴

ヨーロッパ原産の多年草で、明治中期に観賞用として渡来したといわれています。

繁殖力が強く現在では北海道に多く帰化しています。

根茎は長く、多数の匐枝を出して殖えます。

根生葉は長楕円状倒披針形または線形披針形で、花茎は高さ20~50㎝になり、全体に黒っぽい毛が密生し、葉はないかまたは小さな葉が1~2個つきます。

花茎の先に直径約2.5cmの頭花を10個ほどつけます。小花はすべて舌状花で橙赤色、乾燥すると暗赤色になります。

総苞片は膜質でくろっぽい毛が密生し、短い腺毛もまじります。

そう果赤褐色で円柱形。

育て方

種をいただいたので、播いて育ててみました。北海道では野生化していることから、簡単に育ち殖えて困るのではないかと思いました。

そんなことから鉢植えで育てているので、それ以上は殖えようがないのですが、種が飛んで庭に殖えるということはないようです。

帰化植物で繁殖力はおおせいなのは冷涼な地方のことで、関東地方では野生化するほどにはなっていないようです。

北海道で写したコウリンタンポポ(紅輪蒲公英)の写真

コウリンタンポポ(紅輪蒲公英)

コウリンタンポポ(紅輪蒲公英) 2008年6月22日 撮影 網走湖

コウリンタンポポ(紅輪蒲公英)

コウリンタンポポ(紅輪蒲公英) 2006年7月4日 撮影 礼文島

コウリンタンポポ(紅輪蒲公英)

コウリンタンポポ(紅輪蒲公英) 2005年7月13日 撮影 美瑛

コウリンタンポポ(紅輪蒲公英)まとめ

コウリンタンポポ

コウリンタンポポ(紅輪蒲公英) 2006年3月28日 撮影 栽培品

北海道にはかなり帰化して群生地をつくっているのを見て、他の植物のある所まで侵食しないか心配になりました。その上冷涼な本州の山にまで帰化していることを思うと日本の植物に被害を与えないか心配になります。

涼しいところが好きな植物は、日本の貴重な植物に被害を与えかねません。

私は種をいただいて播いてみましたが、関東地方の夏の猛暑は苦手なようで、鉢植えのためもあってかそれほど殖えることもなく、種が飛んで庭に芽生えることもありません。

関連記事(一部広告を含む)

山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

スポンサーリンク

-春の花・山野草の育て方
-