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アンドロサケ・ラヌギノーサ(Androsace lanuginosa)ユキカスミソウ の育て方

アンドロサケ・ラヌギノーサ

球形に集まる花はピンクで緑の眼から白に赤い目に変わっていく花はとても可憐で大好きな花です。花茎が15㎝近くになり、アンドロサケの中では大型になり、鉢で倒れやすく、丈夫そうだったことからロックガーデンに下ろして数年は花がきれい咲いていました。

しかし、高山植物で植え替えなしで育つのは稀なことだとは、深く自覚していなかった時だったために、植え替えを怠って枯らしてしまいました。

「後悔は先に立たず」という言葉とともに思い出す花です。

上のは、自宅で2006年5月20日に撮影したものです。

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アンドロサケ・ラヌギノーサ-Androsace lanuginosa の特徴と育て方

アンドロサケ・ラヌギノーサ

アンドロサケ・ラヌギノーサ 2006年5月20日 撮影 栽培品

 
和名アンドロサケ・ラヌギノーサ
別名ギンハナガタ、ギンハナガタ
学名Androsace lanuginosa
科名・属名サクラソウ科 トチナイソウ属
分布中国・雲南省、ネパール、カシミール
花期5~6月
特徴

大きくコンパクトなマット状の草姿で、葉は銀色に覆われた楕円形小葉。花はライラック~ピンクで径1㎝、多数が球形に集まる花は茎上部や葉腋につきます。

花は帯紅白色で芳香があり、茎頂に小花が多数つきます。

夏から降霜の秋まで咲き続けます。

丘陵地や岩場、岩礫斜面 に自生するようです。数年栽培した結果丈夫そうなので、ロックガーデン植のまま植え替えを怠ったため残念なことに絶えてしまいました。

育て方

他のアンドロサケと同じように管理します。

軽石、日向土、などの砂系に日光砂に硬質鹿沼土を主にした用土に根に触れないようマグアンプKを入れて植えます。

植え替えは毎年、花後の5月~6月中旬か9月中旬~10月中旬に植え替えますが、我が家は主に花後に植え替え、その年により用土などは少し替えることもあります。

春から開花期は日向に、開花後は雨の当たらないポリカーボネートの波板の屋根下に置き、夏は寒冷紗で日差しを遮ります。

高温多湿を嫌うので、軟腐病で根腐れするのを防ぐためにベンレートを施しアブラムシに注意します。

アンドロサケの中では大きめで、花がとても素敵な色で気に入っていたのですが、気を許したために枯れてしまったことを残念に思っています。


アンドロサケ・ラヌギノーサはリックガーデン植えにして植え替えを怠ったために絶えてしまった

アンドロサケ・ラヌギノーサ

アンドロサケ・ラヌギノーサ 2020年4月25日 撮影

アンドロサケ・ラヌギノサ

アンドロサケ・ラヌギノーサ 2009年5月23日 撮影 ロックガーデン植え

岩場や岩礫斜面 に自生しているということですが、アンドロサケの中では大型の方で鉢で育てていたのですが、丈夫そうだったのでロックガーデン植えにしたまま、植え替えをおこったったために枯らしてしまいましが、鉢植えも残しておけばよかったと後で後悔することになりました。

この時期は難しい高山植物をたくさん育てていた時期でしたので、種類が多すぎて手が回らなかったということもあります。

縁があったらもう一度育てたいと思う花ですが、基本的には枯らしたものはあきらめるようにしています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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