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秋の花・山野草の育て方

ツクシクサボタン(筑紫草牡丹)の育て方とクサボタン(草牡丹)の特徴

ツクシクサボタン(筑紫草牡丹)雌花  2020年9月21日 撮影 栽培品 種からの初花

ツクシクサボタン(筑紫草牡丹)はクサボタン(草牡丹)の変種で、岡山県を北限として、四国、九州に自生しているようですが、絶滅危惧種になっているようです。

我が家は幸運にも育てている方から種をいただき、初めて花を見ることが出来ました。

クサボタン(草牡丹)は日光植物園、乗鞍高原で写真を写したことがありますが、種から育てた花を見るのが感慨深いものがあります。

キンポウゲ科 センニンソウ属なので、同じ仲間のハンショウヅルやセンニチソウ、クレマチス、カザグルマなどいろいろ育てているので、それほど違った育て方をしなくても育つのだろうと思っています。

ツクシクサボタン(筑紫草牡丹)の特徴と育て方

ツクシクサボタン(筑紫草牡丹)  2020年9月20日 撮影 栽培品 種からの初花

和名 ツクシクサボタン(筑紫草牡丹)
学名 Clematis stans var. austrojaponensis
科名・属名 キンポウゲ科 センニンソウ属
分布 本州(岡山)、四国、九州
花期 8月~9月
特徴

山地の草原や林縁に生える高さ50~100㎝の多年草。

茎は直立し、茎の下部は木質化し、上部はよく分枝して短毛が生えます。

葉は対生し、長柄がある3出複葉。小葉は長さ4~13㎝の卵形で3浅裂し、先は尖ります。

縁には粗い鋸歯があり、裏面脈上には縮れた毛が密生しています。

茎の先端や葉腋に集散状に多数の花を下向きにつけます。花弁状の萼弁は淡紫色の狭鐘形で長さ1~2㎝、開花後しだいに先がそり返り、外面に綿毛が密生します。

本州に生息するクサボタンの変種で、クサボタンに似るが、花糸が葯の2~3倍の長さ、葯は長さ約3mmあります。

花には雄しべと雌しべがあるが、雌雄異株で、 一方が機能していないで雄花と雌花に分かれます。果実は倒卵形の痩果で、花後、花柱が長さ15から20mmに伸び、羽毛状になります。

和名は、葉がボタン(牡丹)に似ることからついたようです。

岡山県を北限に四国九州の石灰岩地に分布するようです。

育て方

日当たりを好みますが、夏は強い日差しには気をつけた方が良いようです。

草丈が50~100㎝になるので少し大きめの鉢に鹿沼土や火山レキなどの水はけの良い用土を主体に、赤玉土や腐葉土などを半分程度混ぜ込んで使用します。市販のクレマチスの土などもお勧めです。

春先か秋に植え付けます。

露地植えの場合、雨が降らない日が続くとき以外は特に水やりは必要ありませんが、水を好むので、鉢植えの場合は表土が乾いたらたっぷりとやります。

休眠期(冬季)は、成長が止まるので、控え目に与えます。休眠期は地上部が枯れてしまいますが、植え付け用土が凍らないように軒下などで管理します。

肥料は春と秋に山野草用の有機肥料を適量施します。

我が家は種から育てた初花なので、路地植えにはしていませんが、近いうちには路地植えでも育てたいと思っています。

クサボタン(草牡丹)の特徴

クサボタン(草牡丹)

クサボタン(草牡丹)  2004年8月22日 撮影 日光植物園

クサボタン(草牡丹)

クサボタン(草牡丹)  2004年8月8日 撮影 乗鞍高原

和名 クサボタン(草牡丹)
学名 Clematis stans
科名・属名 キンポウゲ科 センニンソウ属
分布 北海道、本州
花期 8月~9月
特徴

山地の草原や林縁に生える高さ約1mの多年草。

茎の下部は木質化します。

葉は対生し、長柄がある3出複葉。小葉は長さ4~10㎝の卵形で3浅裂し、先は尖ります。

茎の先端や葉腋に集散状に多数の花を下向きにつけます。花弁状の萼弁は淡紫色の狭鐘形で長さ1~2㎝、先がそり返り、外面に絹毛があります。

雌雄異株とする説もあるようですが、花には雄蕊、雌蕊ともにあるが、その両方に機能があるとは限らず、雄花と雌花に分化しています。果実は倒卵形の痩果で、花後、花柱が長さ15から20mmに伸び、羽毛状になります。

ツクシクサボタン(筑紫草牡丹)の育て方とクサボタン(草牡丹)の育て方まとめ

ツクシクサボタン(筑紫草牡丹)  2020年9月19日 撮影 栽培品 種からの初花

ツクシクサボタン(筑紫草牡丹)はクサボタン(草牡丹)の変種で生育地が異なるので、それを理解した上で育てれば良いと思います。

我が家はクサボタンはありませんが、ツクシクサボタンの種をいただいて育てましたが、少し日陰に置いたために花をつけるのが遅くなりました。

真夏を除き日当たりで育てた方が良いようです。

しかし、夏は葉が焼けるので気をつけた方が良いようです。

水を好むので、水切れには気をつけます。


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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処ではそだたないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。


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