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広告 夏の花・山野草記事

プリムラと書いてあった種から咲いたカンパニュラ・サルトリー

カンパニュラ・サルトリー

カンパニュラ・サルトリー 学名: Campanula sartorii  2014年6月21日 撮影

カンパニュラ・サルトリーはとても不思議な出会いをした花です。

Primula prolifera と書いてあった種を播いたのがこの花ですので、咲いたときにはびっくりしました。

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プリムラと書いてあった種から咲いたカンパニュラ・サルトリー

芽生えて育てているときもプリムラとは思えないような葉でしたが、咲いた花はキキョウ科の花でした。

名前が分からないので、ネット検索をした結果、カンパニュラ・サルトリーと言う事が分かりました。

ギリシャとアンドリュー島の日当たりの良い岩場に自生していると言う事です。

毛のある鋸齒状の葉から成るロゼットから放射状に枝を出し、1㎝位の水晶の様にきらきら光る白い花をたくさんつけて、とても魅力的です。

高さ10~15cmで、鉢からしだれるように咲きます。

多年草とも、2年草とも聞きますがどちらが本当か分からないままに2006年に花が咲いた後に消えてしまいました。

それが、今年他の鉢から育って咲いたのが、カンパニュラ・サルトリーなのです。

2006年に実った種がどこかに眠っていて芽生えて、今年花が咲いたのでしょうか。

他の名前の付いている鉢にあった苗なので、そのまま育てていたのですが、こんな偶然にびっくりしています。

毀れ種などから、家にない花が咲くことはありますが、栽培の難しそうな高山植物がこのような形で残ってくれることはあまりないことなので、驚くとともに、旧知の友に合ったような懐かしさとともにとてもうれしく思ったものです。

呼び寄せたことのない花が咲いて、また消えたと思っていた数年後にこんな素敵な花を私たちの前に見せてくれたのは、私との間に大きな縁があったのだろうと思うと可憐さもひとしおです。

種が出来て、今後も我が家にい続けてくれることを願っています。

多年草のようで毎年花が咲いている

2017年にも花を見ることが出来、多年草だったことが分かりました。いつまでも咲いてほしい可憐な花です。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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