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広告 夏の花・山野草記事

サギソウ、曙と銀河2種の魅力と育て方

サギソウ

サギソウ(曙) 2013年7月30日 撮影

30数年も持ち越してきたサギソウの手入れを夫に任せておいたら、高い棚の上の1日中日光のあたる場所に置いておいたために枯らしてしまいました。

毎年かなり殖えていたので丈夫だと思ったのだろうと思います。

湿地に咲く花ですから、置き場所は考えなければならないのですが、いままでも日当たりの良いところで管理していましたが、鉢がたくさんある棚ですので草むらのようなところで管理していたことになります。

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サギソウの鉢は乾燥させてはいけない

サギソウ

サギソウ(銀河) 2013年8月16日 撮影

山野草はたくさん育てていると自然に草むらの中で咲くようになりますが、少量の鉢を丁寧に育てていると空中湿度が低くなるので乾燥しやすくなるので湿原に咲く花はおのずから難しい環境になっています。

不思議なことに量が増えれば管理は楽になり、育てやすくなるということになります。

山野草の育て始めに失敗が多いのはそのような理由に寄ることが多いと思います。

失敗しなくなるコツは、たくさん育てることも一つの方法になると思います。

私も最初のころに数鉢育てていたころは、慣れないことも多かったと思いますが、そんな理由もあったのかと今思い起こしています。

サギソウがないのも寂しいので、咲く時期が異なる2種の苗を求めてきて育てたものが、現在咲き始めました。

失敗は良い教訓になったでしょうから、今後も毎年花が見られることと思います。

上のサギソウは白の覆輪(銀河)で黄緑の覆輪の(曙)よりは半月くらい遅れて咲きます。

いままでも同じ種類のサギソウを育てていたので別の球根の花だとは思えないように、ずっとわが家で咲いていたような咲き方をしています。

上の写真と見比べるとわかるように曙の花は比較すると大きく、高さもそろって咲くのに対して、銀河は花も小ぶりですが立ち姿が楚々として美しく咲きます。

曙はとても美しい花と聞いたことがありますが、華やかさがあります。

花の咲き方は銀河の方が野生種に近いのかもしれませんが、野生種よりも小さな花なのが私の好みです。

それにもまして、曙が終わるころに咲き始めてくれる2種類のサギソウが暑さを忘れるように咲いてくれるのは嬉しいことです。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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