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広告 自然の中の花科名ーハ行

イワベンケイ(岩弁慶)とホソバイワベンケイ(細葉岩弁慶)の比較

イワベンケイ

イワベンケイ(岩弁慶)、ホソバイワベンケイ(細葉岩弁慶)はベンケイソウ科・イワベンケイ属で、イワベンケイは北海道、本州(中部地方北部)、北半球の寒冷地の高山帯の風当たりの強い岩場や乾いた草地に生える多年草で、ホソバイワベンケイは北海道、本州(東北地方~関東地方北部)の高山帯の風当たりの強い礫地や岩場に生える多年草で日本固有種です。

花の色や形などいているところが多いですが、ホソバイワベンケイは葉がかなり細く、葉の形で区別することが出来ます。

上のイワベンケイ(岩弁慶)は、2006年6月4日に礼文島で撮影したものです。

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イワベンケイ(岩弁慶)の特徴

イワベンケイ

イワベンケイ(岩弁慶) 2006年6月4日 撮影 礼文島

イワベンケイ

イワベンケイ(岩弁慶)果序 2006年6月4日 撮影 礼文島

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和名イワベンケイ(岩弁慶)
別名ナガバノノイワベンケイ、イワキリンソウ
学名Rhodiola rosea
科名・属名ベンケイソウ科 イワベンケイ属
分布北海道、本州(中部地方北部)。北半球の寒冷地
花期7~8月上旬
特徴

高山帯の風当たりの強い岩場や乾いた草地に生える多年草。

高さ4~35cm。

葉は長さ5~40㎜、、全縁か上半分に鈍鋸歯があり、無柄。

雄株では上の葉、雌株では下の葉が大きい。

花は多数、密な集散花序を作ります。

雄株は直径8㎜。花弁は雄花では萼弁弁より少し長く雌株では少し短い。

ホソバイワベンケイ(細葉岩弁慶)の特徴

ホソバイワベンケイ

ホソバイワベンケイ(細葉岩弁慶) 2005年7月14日 撮影 大雪山系黒岳


         
和名ホソバイワベンケイ(細葉岩弁慶)
別名ナガバノノイワベンケイ、イワキリンソウ
学名Rhodiola ishidae
科名・属名ベンケイソウ科 イワベンケイ属
分布北海道、本州(東北地方~関東地方北部)。日本固有
花期7~8月上旬
特徴

高山帯の風当たりの強い礫地や岩場に生える多年草。

高さ5~25cm。

花は黄緑色、紫褐色を帯びない。此花は雄花。

葉は長さ1~5cm、細長くはば1cm以下。緑色、そろった鋸歯があります。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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