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夏の花・山野草の育て方

キタノコギリソウ(北鋸草)の育て方|基本種のノコギリソウの特徴

投稿日:2017年3月7日 更新日:

キタノコギリソウ

キタノコギリソウ(北鋸草)は、北海道、本州(中部地方以北)に分布していますが、主に北地の海岸に生え、高さ40~80㎝になります。

私は北海道の海岸近くのワッカ原生花園で初めてピンクのまだ蕾のキタノコギリソウに出会いましたが、ノコギリソウに似たピンクの可憐な花がキタノコギリソウであることは、後に知ることになりました。

下に、とてもよく似ていて山に咲く、ノコギリソウの特徴を載せています。

キタノコギリソウ、ノコギリソウの仲間のエゾノコギリソウヤマノコギリソウセイヨウノコギリソウを他のページに載せています。

上のキタノコギリソウ(北鋸草)は、自宅で2014年6月17日に撮影した花です。

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キタノコギリソウ(北鋸草)の特徴と育て方

キタノコギリソウ

キタノコギリソウ(北鋸草) 2011年6月23日 撮影 栽培品

           
和名 キタノコギリソウ(北鋸草)
別名 ホロマンノコギリソウ
学名 Achillea alpina ssp. japonica
科名・属名 キク科 ノコギリソウ属
分布 北海道、本州(中部地方以北)
花期 7~9月
特徴

北地の海岸に生え、高さ40~80㎝になり、分枝することが多い。

山野にあるノコギリソウの仲間で、舌状花は6~8個あり、ノコギリソウが舌状花が5~7個で長さ3.5~4.5㎜なのに対し、キタノコギリソウは長さ5~7㎜で白色のほか淡紅色を帯びることが多い。

キタノコギリソウはノコギリソウの亜種で、葉の縁のギザギザがノコギリの歯のように見えます。

育て方

宿根草で性質は強く、1度植えれば毎年よく殖えます。

日当たりは良いほうが株がしまって育ちます。

株分け苗を植える時期は、3~4月に硬質赤玉土に桐生砂、軽石砂などを混ぜて、元肥にマグァンプK などの緩行性肥料根に触れないように入れて植えます。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回液肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

水は表面が乾いたらやり、真夏は夕方に、鉢と鉢のまわりにたっぷりやって、夜間温度を下げるようにします。ノコギリソウは乾燥気味の土の好みますので水のやり過ぎには注意します。

6~7月頃に花が咲いた後に、草丈を半分くらいに切り戻すとワキ芽が育って秋にも花を楽しむことができます。

1年を通して直射日光の下が良いのですが、涼しいところの植物なので真夏は半日陰か寒冷紗などで涼しくしてやります。

わが家は庭植にしていますが、冬に枯れた茎を切り、零れ種ができるのを残して、花後切り詰めて秋の花を見ています。

水はけを考えて庭植にするときは軽石や腐葉土を混ぜて植えると良いようです。

増殖は株分けと実生。実生は採り播きでよく、零れ種からも殖えます。また開花期までにのびてくる茎を切って挿し木をしてもよくつきます

キタノコギリソウ(北鋸草)

キタノコギリソウ

キタノコギリソウ(北鋸草) 2005年7月15日 撮影 ワッカ原生花園

キタノコギリソウ(北鋸草)まとめ

日向で水はけよく育てます。涼しい地方に生えている植物ですので、夏は涼しく半日陰くらいにします。

株分けの他挿し木、種からも殖やすことが出来ます。

ノコギリソウ(鋸草)の特徴

ノコギリソウ

ノコギリソウ(鋸草) 2004年7月2日 撮影 霧が峰高原

ノコギリソウ

ノコギリソウ(鋸草) 2003年7月18日 撮影 赤城山

         
和名 ノコギリソウ(鋸草)
学名 Achillea alpina
科名・属名 キク科 ノコギリソウ属
分布 北海道、本州
花期 7~9月
特徴

山地の草原に生える、高さ0.5~1mの多年草。葉とともに軟毛があり、上部の葉腋から枝分かれします。

葉は互生し、長楕円形または披針状線形で長さ8cm、幅1㎝ほど。櫛の歯状に羽状に中~深裂し、裂片は多数で鋭い鋸歯があり、無毛で基部はやや茎を抱く。

頭花は直径約1cm、茎の頂に密な散房花序をつきます。

ノコギリソウ

ノコギリソウ(鋸草) 2006年8月28日 撮影 八千穂高原自然園

山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処ではそだたないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。


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