山野草の育て方、庭造り、野山で写した花の詳細について書いています

山野草を育てるNori&Wako


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春の花・山野草の育て方

カザグルマ(風車)の育て方|日光植物園のカザグルマとセンニンソウ(仙人草)の特徴

投稿日:2016年7月19日 更新日:

カザグルマ

園芸家の間で人気のあるクレマチスはかなり品種が多いようですが、その多くがカザグルマとテッセンの交配によってつくられたと言います。

原種が絶滅危惧種になっていることから、原種をあまり見たことがない方が多く、カザグルマもテッセンもクレマチスであり同じセンニンソウ属であることから区別が難しくなっているようです。

日本のセンニンソウ属の代表的な植物である日光植物園で写したセンニンソウも載せています。また日本に自生するセンニンソウ属のハンショウヅル、ミヤマハンショウヅル、クサボタンなどは別のページに載せています

上のカザグルマは、自宅で2016年5月2日に撮影したものです。


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カザグルマ(風車)の特徴と育て方

和名 カザグルマ(風車)
学名 Clematis patens
科名・属名 キンポウゲ科  センニンソウ属
分布 本州、四国、九州
花期 5~6月
特徴

林縁などに生えるつる性の低木。

葉は羽状複葉、小葉は3~5個あり、長さ2~6㎝の卵形で先は尖る。

花は直径7~12㎝と大きく上向きに咲く。

花弁状の萼片は普通8個あり、白色または淡紫色で花弁はない。

カザグルマと良く似ているテッセンは中国原産で、花が5~8cmとやや小さく、萼弁は6個と少ない。

カザグルマは花が大きく美しいため昔から栽培されていて、園芸品種も多い。

センニチソウ属の園芸植物をクレマチスと呼び交雑によっていろいろな品種が作り出されました。

カザグルマやテッセンはその代表的な原種でです。この花は種から育ててものなので、純粋なカザグルマかどうかは分かりません。

育て方

我が家は冬は日当たり、夏は半日陰になるような場所に地植えにしているが、2004年に播種したものが今年初花を見ることができました。

それまでは少し日当たりが悪かったので冬から春は日当たり、夏は半日陰になるような場所に昨年の春に植え替えたのが良かったようです。

播種から14年の初花はとてもうれしいものでした。

白花が咲くのではないかと思っていたが、咲いたのは淡い紫でもないので、自然交配をしているかもしれない。

有機質に富み、なおかつ水もちのよい土が理想的なので、庭植であっても用土の工夫をすることが大切です。

カザグルマは旧枝咲きなので昨年のびた枝に花を咲かせ、基本的には1年に1回しか開花しないことから枝を切り詰めると花が咲かないことになります。

日光植物園のカザグルマ(風車)

カザグルマ(風車)

カザグルマ  2004年5月29日 撮影 日光植物園


上の写真が日光植物園で植込みの上を覆うように咲いていた花を写したものです。この時、カザグルマを始めて見ましたが、それまで栽培したことのあるクレマチスと花色は異なっているもののかなり似ていると思いました。

日光植物園で育てているものであることから、原種ではないかと思って見てきました。


センニンソウ(仙人草)の特徴

センニンソウ(仙人草)

センニンソウ(仙人草)  2003年9月14日 撮影 日光植物園


和名 センニンソウ(仙人草)
学名 Clematis terniflora
科名・属名 キンポウゲ科  センニンソウ属
分布 日本全土
花期 8~9月
特徴

道ばたや林縁など、日当たりのよいところに生える蔓性の半低木。

茎はよく分枝して広がり、曲がりくねった葉柄でほかの木や草に絡みつきます。

葉は対生し、3~7個の小葉からなる羽状複葉。小葉は厚くてやや光沢があり、長さ3~7cmの卵形または卵円形で、先端は小さく突出します。

葉腋から円錐花序をだし、白い花を多数つける。花は直径2~3cmで、上向きに咲く。白い花のように見えるのは萼弁で4個あり、十字形に開く。

花が終わると花柱 がのび、白くて長い毛が密生する。このそう果の先の花柱 を仙人の髭にたとえたとか、白髪にたとえたとか言われます。

茎や葉に皮膚にかぶれを起こす有毒物質を含むが、漢方では根を威霊仙(いれいせん)と呼び、利尿、鎮痛などに用います。


カザグルマ(風車)のまとめ

種を播いて12年目に咲いてくれた初花。発芽3年目くらいから庭植にしていたのだが、少し日陰過ぎるようなので昨年の春に秋から春は日向で、夏に半日陰になるような場所に移植したのが良かったと思います。

用土は生ごみや野菜の屑など混ぜて作って2年ほど寝せた用土を使っているので、有機質に富むためクレマチスには最適だったようです。


今年は初花なので2輪だったが、その後元気に蔓をのばしているので、来年はたくさんの花が見られるのではないかと期待しています。

一緒に播いたのではないかと思う、6片の白い花が咲いたがこれはテッセンでないかと思っています。


かなり多くの品種の種を播いてきているので、もしかしたらテッセンも別に播いたのかもしれないが、同じ年に初花が見られたことは嬉しいことでした。

カザグルマは、年に一度しか咲かないが、テッセンは新旧枝咲きと呼ばれるタイプのようで何度も花が見られそうなので楽しみです。




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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処ではそだたないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。


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