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ソシンロウバイ(素心蝋梅)とロウバイ(蝋梅)の育て方

ソシンロウバイ

ソシンロウバイ(素心蝋梅)は、中国中部原産で、日本には後水尾天皇の時代(1611から1629)に渡来したロウバイの変種です。

このんで栽培されるのはソシンロウバイで花全体が黄色で透き通るように綺麗な花です。

ロウバイは内側の花弁が茶褐色で、基本種になります。下にロウバイの写真と特徴を載せています。

上のソシンロウバイ(素心蝋梅)は、自宅で2004年12月6日に撮影した花です。

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ソシンロウバイ(素心蝋梅)の特徴と育て方

ソシンロウバイ

ソシンロウバイ(素心蝋梅) 2003年1月4日 撮影 栽培品

ソシンロウバイ(果実)

ソシンロウバイ(素心蝋梅)果実 2002年12月19日 撮影 栽培品

           
和名ソシンロウバイ(素心蝋梅)
学名Chimonanthus praecox
科名・属名ロウバイ科 ロウバイ属
分布中国中部原産で、日本には後水尾天皇の時代(1611から1629)に渡来した
花期1~2月
特徴

1月から2月にかけて、透きとうるような花を咲かせます。

鑑賞用に植栽されている落葉低木。幹を束生し、高さ2~5mになります。

葉は対生し、長さ15cm位、やや薄く、硬く、表面はざらつきます。

花は冬、葉の出る前に良い香りの花を開く。花径は約2cm。

花全体が黄色の変種をソシンロウバイという。

育て方

庭植えは春から夏までは日によく当たるような半日陰から日なたが良く、過湿に弱く、根腐れを起こして枯れやすいので、水はけのよい場所が適しています。

冬に開花するため、寒風の当たらない場所を選びます。大きく育つため、鉢植え向きではありません。

植えつけは厳寒期を除く落葉期の、11月から12月、または2月中旬から3月に行います。

根鉢の2倍の深さと横幅を掘り、腐葉土や堆肥などをすき込んで水持ち良く水はけよく植えこみます。

水は植えたばかりはやりますが、しっかり根付いたら必要ありません。

ロウバイはその年にのびた枝に花芽を付けます。しかし勢い良く出た枝には花芽を付けないので、木の形を考え、もとから切るか、20㎝くらい残して切りつめます。

また内側に出た枝は、風通しを良くするために切り取ります。

花が咲いた枝は樹を若返らせるために5~6年で切り取ります。また根元から出てくるひこばえは2~3本残して切り取ります

肥料は2下旬~3月上旬の花後と8月下旬に、油粕と骨粉を混ぜた肥料、あるいは遅効性の化成肥料などを施します。

庭などに植え付けてしまうと、移植するのは難しい樹木です。どうしても植え替えたいときは1年前くらいから根回しが必要になります。

種からの発芽率が良く、零れ種でも殖えます。

四季の森星野のソシンロウバイ(素心蝋梅)

ソシンロウバイ

ソシンロウバイ(素心蝋梅) 2007年2月24日 撮影 四季の森星野

ロウバイ(蝋梅)の特徴

ロウバイ

ロウバイ(蝋梅) 2005年1月10日 撮影 花之江の郷

ロウバイ

ロウバイ(蝋梅) 2004年2月29日 撮影 星野

         
和名>ロウバイ(蝋梅)
学名Chimonanthus praecox var. lutea
科名・属名ロウバイ科 ロウバイ属
分布中国中部原産で、日本には後水尾天皇の時代(1611から1629)に渡来した
花期1~2月
特徴

鑑賞用に植栽されている落葉低木。幹を束生し、高さ2~5mになります。

葉は対生し、長さ15cm位、やや薄く、硬く、表面はざらつきます。

花は冬、葉の出る前に良い香りの花を開く。花径は約2cm。

ロウバイの花は内側の花弁が茶褐色です。

ソシンロウバイ(素心蝋梅)まとめ

ソシンロウバイ

ソシンロウバイ(素心蝋梅) 2003年1月4日 撮影 栽培品

ソシンロウバイ

ソシンロウバイ(素心蝋梅) 2003年1月4日 撮影 栽培品

移植は難しいので、よく考えて植えます。どうしても移植したい時は根回しを行います。

植え付けは厳寒期を除いて、落葉期に行います。

長くのひた枝は花芽が付かないので20㎝くらい残して切り、内側に向いた枝は風通しを良くするために切ります。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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