スポンサーリンク

広告 庭木や盆栽の花木・実物の育て方

カロライナジャスミンの育て方

カロライナジャスミン

アメリカの南東部カロライナ付近から中米グアテマラにかけての原産で、ラッパ形の黄色い花を多数つけ、美しい(わずかに香りもある)ので、よく栽培されます。

ジャスミンとはまったく異なる有毒植物なので口に入れないように注意します。あんどん仕立てにして鉢花として市販されていますが、フェンスなどに絡ませても楽しめます。

日当たりの良い場所を好みますが、とても育てやすいつる性植物です。

上のカロライナジャスミンは、自宅で2018年4月23日に写した、さし芽苗からの花です。

スポンサーリンク

カロライナジャスミンの特徴と育て方

           
和名カロライナジャスミン
別名ゲルセミウム、イエロージャスミン、イブニングトランペット、トランペットフラワー、カロリナソケイ、ニセジャスミン、センペルヴィレンス
学名Gelsemium sempervirens
科名・属名マチン科 ゲルセミウム属
分布アメリカの南東部カロライナ付近から中米グアテマラにかけての原産
花期4~6月
特徴

名前はカロライナに自生するジャスミンという意味で、蔓性の植物。つるは生育旺盛で、あまり太くはなりませんが長さは1年に2~3m伸びます。

ジャスミンとはまったく異なる有毒植物なので口に入れないように注意します。あんどん仕立てにして鉢花として市販されていますが、フェンスなどに絡ませても楽しめます。

4月下旬~初夏にかけて、ラッパ型をした1cmほどの黄色い小花を咲かせます。花付きが非常に良く、満開時期は株が黄色く染まるくらいたくさんの花が付きます。

葉は光沢のある濃い緑色でやや肉厚、秋から冬にかけて低温に合うと黄色~赤みがかった色に紅葉します。

育て方

日当たりの良い場所を好みます。最低でも半日以上日の当たるところで育てます。

寒さには強い方で、関東以西なら地植えで育てることができます。

寒い地方は鉢植えにして霜や寒風を避けられる軒下などに取り込んだ方が無難です。

鉢植えは乾いたら水をたっぷりやります。春の開花時期との夏は乾かしすぎないように水やり回数を多めにします。

地植えは根が付けばよほど乾かない限り水やりの必要はありません。

肥料は2月頃と花後に有機肥料や緩効性肥料を施します。

用土は腐葉土などのたっぷり入った水はけ、水持ちの良い用土が適します。鉢植えの場合は赤玉土に腐葉土を3割くらい混ぜたものに植えます。

植え替えは1~2年に1回、春か秋に行います。さし芽で殖やせます。

カロライナジャスミンまとめ

日当たりの良い場所で管理します。

鉢植えは春から夏はたっぷり水をやります。

関東地方以西は庭植でも大丈夫ですが、寒い地方は鉢植えにして、霜や寒風から守ります。

関連記事(一部広告を含む)

山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

スポンサーリンク

-庭木や盆栽の花木・実物の育て方