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広告 自然の中の花科名―マ行

サンシュユ(山茱萸)とヤマボウシ(山法師)

サンシュユ

サンシュユ(山茱萸)は、ミズキ科・ミズキ属で朝鮮半島、中国が原産ですが、享保年間(1722年頃)に日本に薬木として渡来したが、花が綺麗なので観賞用として植栽される落葉小高木。高さ4mくらいになります。

仲間のヤマボウシ(山法師)は、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国の温帯の山野に普通に見られる落葉高木です。

上のサンシュユ(山茱萸)は2003年3月23日に三毳山東口で撮影したものです。

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サンシュユ(山茱萸)の特徴

サンシュユ

サンシュユ(山茱萸) 2005年4月5日 撮影 花之江の郷

         
和名サンシュユ(山茱萸)
別名ハルコガネバナ、アキサンゴ、ヤマグミ
学名Cornus officinalis
科名・属名ミズキ科 ミズキ属
分布朝鮮半島、中国
花期3月
特徴

享保年間(1722年頃)に日本に薬木として渡来したが、花が綺麗なので観賞用として植栽される落葉小高木。高さ4mくらいになります。

葉は互生し長さ4~10cm、裏面中脈のわきに黄褐色の軟毛があります。

花は早春、葉の出る前に前年の枝先に多数集まり円形になります。

和名は漢名の音読、別名の春黄金花、秋珊瑚は春の花と秋の実に基づきます。

ヤマボウシ(山法師)の特徴

ヤマボウシ

ヤマボウシ(山法師) 2003年6月1日 撮影 散歩道

         
和名ヤマボウシ(山法師)
別名ヤマグワ
学名Cornus kousa
科名・属名ミズキ科 ミズキ属
分布本州、四国、九州、朝鮮半島、中国の温帯に分布
花期6~7月
特徴

山野に普通に見られる落葉高木。高さ5~8m。

葉は対生し長さ5~10cmの長卵形、縁がやや波立ちます。

花は初夏に咲き、4枚の白い総苞が花弁のように見えるがその中に小花が20~30個球状に集ます。

集合果は秋に熟し食べられます。

和名山法師は蕾の集合を坊主頭に、総苞を頭巾に見立てたと思われます。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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