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キヨスミコンギク(清澄紺菊)の育て方

キヨスミコンギクは、千葉県の清澄山周辺で発見されたノコンギクの個体ということですが、白地に藤色を帯びた色合いが美しい少し小さめの花がきれいな野菊です。

ノコンギクとシロギク系の雑種らしいということで、ノコンギクのように倒れにくい茎で、鉢に群生させると見ごたえがあります。

上のキヨスミコンギク(清澄紺菊)は、自宅で2018年11月1日に撮影したものです。

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キヨスミコンギク(清澄紺菊)の特徴と育て方

キヨスミコンギク

キヨスミコンギク(清澄紺菊) 2015年11月4日 撮影 栽培品

和名キヨスミコンギク(清澄紺菊)
学名Aster microcephalus
科名・属名キク科 シオン属
分布千葉県の清澄山周辺で発見されたノコンギクの個体
花期10月~12月
特徴

白地に藤色を帯びた色合いが美しい野菊。

軸が細く黒味を帯び、良く分岐した茎の先に上品な小さな花をたくさん咲かせます。

千葉県清澄山周辺で発見されたノコンギクもしくはノコンギクとシロギク系の雑種らしいという。

石黒ゆり子さんから「やまくさの富沢さんが譲り受け、赤い軸や葉と藤色の花との対比がとても美しく、観賞価値が高いので「清澄山のノコンギク」を略して「キヨスミコンギク」として販売を開始したものと「彩の華日記」に書いてあります。

育て方

栽培は容易で、日向~半日陰程度で良く育ちます。

早春に欠かさず植え替えます。用土は、赤玉土、桐生砂などに腐葉土を混合した用土で水もち良く植えます。

植え替え時に、マグァンプK を根に触れないように入れます。

春に有機質肥料を置き肥し、蕾が見えるまで1ヶ月に2~3回水肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

鉢植えの場合は夏場水枯れすると下葉が枯れこむので水切れに注意します。水は表面が乾いたらたっぷりやります。

増殖は株分け、挿し芽をします。

地植えの場合は毎年植え替えないでもよいが、花が終わったら、花殻を摘んでおかないと雑種が増えてしまい親株が消えることになりかねません。

キヨスミコンギクはノコンギクもしくはノコンギクとシロギク系の雑種らしい

キヨスミコンギク

キヨスミコンギク(清澄紺菊) 2013年10月24日 撮影 栽培品

千葉県清澄山周辺で発見されたノコンギクもしくはノコンギクとシロギク系の雑種らしいといいます。

ノコンギクよりも花が小さく、白地に藤色を帯びた花がとても美しいノコンギクです。

私はキヨスミシラヤマギクとラベルの付いた苗をいただいたのですが、その立ち姿からシラヤマギクとは思えませんでしたが、ネット検索をするとキヨスミシラヤマギクの販売などがたくさん出てくるのでそのままにしておきましたら、上の特徴に書いたように、キヨスミコンギクであることがわかりました。

石黒ゆり子さんから「やまくさの富沢さんが譲り受け、赤い軸や葉と藤色の花との対比がとても美しく、観賞価値が高いので「清澄山のノコンギク」を略して「キヨスミコンギク」として販売を開始したものと「彩の華日記」に書いてある。

今でもキヨスミシラヤマギクの名前で販売しているところがたくさんあるようです。

私は購入したものは調べるようにしていますが、どうしてもわからない時にはその名前を使ってしまうことがありますが、間違っていることも多いので気を付けなければならないと思っています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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