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庭造り

鉢植えよりも管理が楽な雪割草の庭植えー雪割草の庭造り

雪割草

庭の雪割草 2015年3月16日撮影

雪割草を育て始めて10数年が過ぎるので、雪割草がかなり高価なころから始めたことになりますが、最初は「趣味の山野草」を見ていて、雪割草の種を分けてくださるという方がいましたので、2~3年間毎年お願いしていただきました。

発泡スチロールのトロ箱に播くくらいの種を送っていただいたので3年目に咲き始めた時にはかなりの数になっていました。

そのころは山野草店を見て歩くことが多く、ウチョウランのお店に行ったときにトロ箱いっぱいの雪割草が2千円だったか3千円だったかで売っていたので購入してきました。

まだ花は咲いていませんでしたが、次の年にほとんどの苗から花が咲き、種をいただいて播いたのとはかなり性質の違った花が咲きました。

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鉢植えよりも管理が楽な雪割草の庭植え

雪割草

庭の雪割草 2016年3月18日撮影 メーンの場所は植え替えたので少し寂しくなっています。

軽石を入れてロックガーデン風に作ってあった山野草の庭を雪割草の庭にした

庭の雪割草 2015年3月14日 撮影

雪割草

庭の雪割草 2018年3月24日 撮影

トロ箱いっぱいの花が開花、次の年には種からの花が毎年のように開花して、雪割草の鉢植えはかなりの数になりました。

そのころは雪割草の庭を造りたいと思っていたので、子苗を植えこみましたが、小さな苗ばかりでしたし、たくさん植えたといっても庭いっぱいにはなりませんでした。

雪割草も大株になるには3年くらいかかるので、毎年植えついでいましたらだんだん見ごたえのある庭になりました。

そのころは雪割草の展示会にも行っていましたので、家にないような花を購入していましたし、少し変わった花はオークションでも購入しました。

そのようにして増やした花が、庭に咲き誇るようになり交配も繰り返してその種も播き続けています。

雪割草は、考えて交配をすれば思うような花が咲くと聞きながらも、その時期は忙しくて適当に交配するのでせいいっぱいで、心残りに思いながらも10数年過ぎた今でも適当な交配をしています。

しかし、不思議なものでそのような交配をしても咲いた花を見ると何となく親がわかります。

交配をしようと三段の花も購入しましたが、三段の花は交配に使ったことが無いのが心残りですが現在は二段の花の交配を繰り返しています。

この庭には最初は標準花がほとんどでしたが、二段の遺伝子を持った標準化もあったようで庭にもこぼれ種からきれいな二段の花や千重の花が咲いています。

鉢で管理するよりは楽なので、名前のないものは庭植にしていますが、花がわからなくなりそうなので、好きな花や名前のある花は鉢で育てることになっています。

雪割草の苗もかなり殖えたので、今は3ヶ所に植えていますが、まだこのような群生にはなっていません。

昨年に比べて今年は華やかさが足りないのは、寒暖の激しかった気候のためかもしれません。

毎年同じようにならないからこそ、次の年はもっときれいに咲くようにと願いながら育てています。

そして暖かな日は自家受粉で同じ花ばかりになったり、交配してあげないと2段の花からは種ができないので良い種を採取できるようにと交配にいそしんでいます。

また、大株になったものは枯れやすいので抜いて株分けをして、土を入れ替え植え替えて更新を図るようにしています。

こぼれ種から同じ花ばかりになるのも困るので、種をとったり、新葉が出るころには古い葉を取り除いてお礼肥を上げたりと春の手入れは欠かすことができません。

庭の雪割草 2022年3月19日 撮影

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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