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オトコヨウゾメの育て方

オトコヨウゾメ

オトコヨウゾメは、レンプクソウ科・ガマズミ属ですが、以前はスイカズラ科に分類されていました。

レンプクソウ科・ガマズミ属にはカンボク、ヤブデマリオオカメノキ(ムシカリ)ミヤマガマズミ、オオミヤマガマズミ、ガマズミなどがありますが、オトコヨウゾメの花の付き方は似ていませんが、葉からはガマズミの仲間であることが分かります。

上のオトコヨウゾメは2005年6月18日に自宅でで撮影した栽培品です。

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オトコヨウゾメの特徴と育て方

           
和名オトコヨウゾメ
別名コネソ
学名Viburnum phlebotrichum
科名・属名レンプクソウ科 ガマズミ属
分布本州(宮城県以南)、四国、九州
花期5月
特徴

山地の樹林内や林縁に生える落葉低木。よく分枝して茂り、高さ3mほどになります。

葉は対生。葉身は長さ4~9cm、幅2~4cmの卵形~楕円状披針形。先は尖り、基部は広い楔形~円形。ふちには鋭い鋸歯があります。葉柄は長さ3~8㎜で無毛。

枝先に散房花序を出し白い小さな花をつけます。花は紅色を帯びることが多い。花序の柄は長さ2~3cm、紅色を帯び基部に葉が1対つくます。花冠は直径6~9㎜、5中裂して斜開します。

果実は核果。長さ5~8㎜の楕円形で、9~11月に赤く熟す。核は長さ5~7㎜の広卵形。

強くて折れにくいので、道具の柄などに利用されます。

育て方

半日陰を好み、乾燥する場所を嫌います。日のよく当たる場所でも、極度に乾燥しない適湿を保てる土壌なら育ちます。

植え付けの適期は、落葉期ですが厳寒期は避けます。

植え付けの適期は落葉期の冬です。ただし、厳寒期は株を傷める恐れがあるので、できれば避けます。

腐植質の湿潤な用土を好むので、植え付ける際は腐葉土や堆肥をたっぷりと混ぜ込んでおきます。植え付けたあとは苗がぐらつかないように支柱を立てて固定します。

自生地が、本州(宮城県以南)、四国、九州なので、寒い地方は不向きです。

自然に樹形が整うので、樹形のバランスを書くような枝を切るだけで良いようです。

自然な樹形に育てるのが基本なので、枝を切る場合は付け根から切ります。

わが家は、草物盆栽にしていてまだ小苗ですが、自然形に育てたいと思っています。

花之江の郷のオトコヨウゾメ

オトコヨウゾメ

オトコヨウゾメ 2003年5月3日 撮影 花之江の郷

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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