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広告 秋の花・山野草記事

毀れタネから群生をつくるようになった1年草のムラサキセンブリ

ムラサキセンブリ

ムラサキセンブリ 学名: Swertia pseudochinensis  2015年11月4日 撮影

ムラサキセンブリ

ムラサキセンブリ 学名: Swertia pseudochinensis  2015年11月4日 撮影

ムラサキセンブリの種をいただいて初花を見たのが2005年ですので、いつの間にか我が家で10年近く花が咲くようになっていることになります。

私はセンブリの花は見たことがありますが、ムラサキセンブリの花は我が家で咲いた時に初めて見ました。

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ムラサキセンブリの種を頂く

ムラサキセンブリ

ムラサキセンブリ 2012年11月22日撮影

センブリの花は山で見たことがあり、数年前に種をいただき播きましたが、芽生えたものの花を見ないで枯れてしまいました。

そんなことから同じ仲間であるムラサキセンブリを育てる自信がありませんでしたが、丁寧にムラサキセンブリの育て方を教えていただきましたので育てることができました。

この写真のビンの水は多すぎるという頃でした。

ムラサキセンブリの育て方

ムラサキセンブリ

ムラサキセンブリ(紫千振) 2008年11月17日 撮影 栽培品

細粒の鹿沼土を洗い、水を切って小さなガラス瓶に入れて、その中に種を入れて振って、窓越しなどの明るいところに置き、発芽を確認したら、播き床に播くという初めての方法でした。

瓶の中で白い根はたくさん確認できましたが、播いたものが発芽したのはかなり少なく、育って花が咲いたのは数本でした。

センブリは2年草ですが、ムラサキセンブリは1年草や2年草なので年を越さないで花が咲いたために成功したのかもしれません。

次の年はその花から種を採取して同じように播きましたが、沢山咲くまでにはいたりませんでしたが、種は採取できました。

少しずつ庭にも播くようになって、種が毀れるようになり、播いたものよりも元気に育つようになりましたが、今でもこぼれタネから芽生えなかったら困ると思い採取して播いていますが、こぼれタネの方が元気で、今年は群生をつくるまでになりました。

私には難しい播種方法ですが、毀れタネから発芽しなかった時のために播き続けていこうとは思っています。

ちなみにムラサキセンブリは薬用にはされません。

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こぼれ種からのムラサキセンブリの苗 2015年7月14日撮影

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こぼれ種からのムラサキセンブリの苗 2015年7月14日撮影

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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