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広告 種まき

ホウオウシャジンの播種からの記録

houousyazin5.30

学名:Adenophoranikoensis var. stenophylla

分布: 南アルプス鳳凰山の特産種

ホウオウシャジンの種をいただいたので播きましたが、イワシャジンさえ葉が無くなってしまうのですが、種からだったら少しは丈夫な苗もできるのではないかとの思いで挑戦しました。

播種から、芽生え、植え替えなどの成長の記録を写真を入れながら記録していたホウオウシャジンが、やはり夏の暑さで枯れてしまいました。シャジンの苦手意識は消すことが出来ませんでした。

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ホウオウシャジンの播種からの記録

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2004年5月17日撮影

2004年1月31日、山砂、蝦夷砂、富士砂、桐生砂、硬質鹿沼土などを混ぜた用土を水洗いして播く。

霜よけと風除けをした場所で乾燥しないように注意して管理した。

2004年3月29日に発芽を確認、風、霜を除けた軒下の日当たりで管理する。

2004年6月3日間引きをかねて植え替えをする。

植え替え前の画像。

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2005年4月9日撮影

これはどのくらいの成長が普通なのか分からないが、去年は夏の暑さで成長できなかったかりでなく、溶けていくものが続出、やっと2本だけ残った苗を3月中旬に植え替えた。

新葉を展開し始めているので、今年の夏は何とか持ちこたえてほしい。

houousyazin5.30
2005年5月30日撮影

どうもシャジン類は苦手である。

どうしても葉焼けを起こしてしまう。

何か良い方法はないものかと考えているが、今年も葉が黄ばみ始めている。

イワシャジンでさえ葉やけをしてしまうのだから、高山性のホウオウシャジンは難しいようで、この年の暑さで枯れてしまった。

シャジン類は栽培法がいまひとつつかめていないようだ。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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