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アスクレピアス(トウワタ)の種類と特徴

アスクレピアス

アスクレピアス(トウワタ)は、オレンジと黄色のツートンカラーのクラサヴィカ種(Asclepias curassavica)とオレンジや黄色の花のツベロサ種(Asclepias tuberosa)があります。

クラサヴィカ種は寒さに弱く一年草扱いされますが、ツベロサ種は寒さに強く関東以西では冬越しができます。クラサヴィカ種は寒さに弱く1年草扱いですが、四季咲き性が強いことから、栽培されることが多くなっているようです。

植物園では冬も花が見られますが、公園などでも初夏から秋までを彩っています。

上のアスクレピアス(トウワタ)は、2007年9月28日にわんぱく公園で撮影したクラサヴィカ種(Asclepias curassavica)です。

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アスクレピアス(トウワタ)の特徴と育て方

アスクレピアス

ツベロサ種(Asclepias tuberosa) 2005年1月10日 撮影 とちぎ花センター

アスクレピアス

クラサヴィカ種(Asclepias curassavica) 2005年1月10日 撮影 とちぎ花センター

         
和名トウワタ(唐綿)
別名アスクレピアス
学名Asclepias curassavica, Asclepias tuberosa
科名・属名ガガイモ科 トウワタ属
分布熱帯アメリカ原産
花期4~9月
特徴と育て方

アスクレピアスは、長い絹状の毛をもつタネの姿からトウワタ(唐綿)の名で呼ばれています。

北アメリカ、アフリカを中心に100種以上が分布し、初夏から秋まで花を咲かせる多年性の草花です。

日本には、江戸時代に渡来した、花径約1cm、高さ0.5~2mで、花の形が変わっていて面白いことから、鑑賞温室で通年見ることが出来ましたが、現在は草花としても栽培されているようです。

クラサヴィカ種とツベロサ種が主に栽培されていますが、クラサヴィカ種は寒さに弱く1年草扱いされますが、ツベロサ種は寒さに強く関東以西では冬越しができます。

日当たりを好み、暑さにはとても強いですが、クラサヴィカ種は7℃になると枯れてしまいますが、ツベロサ種は-15℃。まで耐えると言われていますが、霜よけは必要ではないかと思います。

用土は、鉢植えやプランターの場合は、赤玉土に腐葉土混ぜて植え、地植えの場合、腐葉土を多めに入れます。

肥料は植えつけるときに、緩行性肥料を入れ、真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回液肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

水は成長期の春から秋は表面が乾いたらたっぷりやり、冬は控えめにします。

ツベロサ種は2から3年に1度、株分けを兼ねて行います。殖やすのは株分けと種まきによります。

アスクレピアス

ツベロサ種(Asclepias tuberosa) 2004年1月9日 撮影 とちぎ花センター

アスクレピアス

クラサヴィカ種(Asclepias curassavica) 2004年1月9日 撮影 とちぎ花センター

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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