スポンサーリンク

広告 自然の中の花科名ーサ行

ハス(蓮)、ヒツジグサ(未草)の特徴

ハス

ハス(蓮)は、スイレン科・スイレン属でオーストリア、アジア、ヨーロッパ東南部が原産ということですが、日本にも果実の化石が発見されていることから、かって日本にも自生していたと言う説もあるようです。

ハスは大きくなって群生の美しさがあることから、ハスの群生地は国内にもかなり多いことと思います。

私が朝早く見に行けるところにも数か所あり、写真家で賑わっています。

スイレン属の植物の中で、日本に自生しているヒツジグサ(未草)は、山間の沼などで見かけることが多い植物ですが、温帯スイレンの群生にはならず楚々としています。

仲間には、海外原産の園芸品種の温帯スイレンと熱帯スイレンがあります。

上のハス(蓮)は2008年7月7日に都賀の里で撮影したものです。

スポンサーリンク

ハス(蓮)の特徴

ハス

ハス(蓮) 2007年7月25日 撮影 澤観音

ハス

ハス(蓮) 2007年7月25日 撮影 澤観音

         
和名ハス(蓮)
学名Nelumbo nucifera
科名・属名スイレン科 スイレン属
分布オーストリア、アジア、ヨーロッパ東南部
花期6~8月
特徴

中国から日本に渡来したと言う説もあるが日本にも果実の化石が発見されていることから、かって日本にも自生していたと言う説もあります。

蓮の種子は寿命が長く、古代ハスとして有名な大賀ハスは2千年前の種子と言われるが、そんなに古くないと言う説もあり、正確には分かっていないようです。

ハスの花は朝開いて一定時間が経つと閉じてしまい、これを3日間繰り返し、4日目に花弁が散ります。

雌蕊は沢山あり、花床に埋まるようについた姿はジョウロの口のように見えます。

これが成熟して花床になると、蜂の巣のような穴が開き、この穴の中に1個ずつそう果ができます。

園芸品種は江戸時代から沢山作られ、現在日本には70種ほどが知られていると言う。

ハス

ハス(蓮) 2007年7月25日 撮影 澤観音

ヒツジグサ(未草)の特徴

ヒツジグサ

ヒツジグサ(未草) 2004年9月10日 撮影 上三依水生植物園

         
和名ヒツジグサ(未草)
学名Nymphaea tetragona
科名・属名スイレン科 スイレン属
分布北海道、本州、四国、九州
花期6~8月
特徴

池沼に生える多年草。

葉は根生し、長柄があり、広楕円形で長さ10~20cm、基部は深い心形で、水面に浮かびます。

花は根生する長い花柄の先に1個頂生し、白色で直径約5cm、日中に開いて夜になると閉じます。花弁は8~15個、萼弁は4個。

午前11時頃から咲き始め、夕方4時頃しぼんで、一つの花は3日、3回咲いたあと水中で球形の液果が成熟します。

関連記事(一部広告を含む)

山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

スポンサーリンク

-自然の中の花科名ーサ行
-