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タカサゴユリの播種と成長の記録

タカサゴユリ

学名:Lilium formosanum

分布:台湾の原産

タカサゴユリは我が家にどこからともなく来ていて、播く必要のない花でしたが、ササユリと購入した種がタカサゴユリだったのは驚きでした。

種から山野草を育てているとそのようなことは良く起きることです。

その後ササユリの種を播きましたが、花が咲くまでに10年近くかかってしまいました。

タカサゴユリは野生化ししているくらいですから、2年くらいで零れ種からも花が咲きます。

ササユリだと思って播いた種がタカサゴユリだったことから、タカサゴユリのタカサゴユリの播種の記録になりました。

詳しくはササユリの育て方タカサゴユリの育て方に書いてあります。

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タカサゴユリの播種の記録|ササユリの種を播いたが

sasayuri
2003年11月28日撮影

2003年3月11日桐生砂、蝦夷砂、富士砂、軽石、硬質鹿沼土などの混合用土を水洗いして播く。

風除けと、霜よけをするために軒下の棚を板で囲った中に入れ、水を切らさないようにして管理することにした。

3月中旬囲いを除き、朝日が当たるような場所で管理した。

4月16日に芽生えを確認する。

葉も細く育ちも良くないので、播き鉢でそのまま管理することになってしまった。

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2004年4月24日撮影

2004年4月9日播き土と同じように配合した土に植え替える。

百合は秋植え球根なので、秋に植え替えれば良かったのだろうが、植え替え損ねてしまい春の植え替えになってしまった。


2005年8月10日撮影
sasayuri7.12
2004年7月12日撮影

6月に暑くなり始めた頃より、朝日だけが当たるような場所に置く。

葉の色も良く茎が立ち上がってきている。

sasayuri4.9
2005年4月9日撮影

2004年の秋に植え替えたもの。

ササユリは常緑で冬を越すと思ってしまったが、ササユリも冬は枯れる。

関東の代表的なヤマユリはまだ芽が出てこないというのに・・・・・

sasayuri8.10

此花は家の庭で咲いたタカサゴユリ。

うかつにもササユリは何度も図鑑その他で見ていたのに気がつかず、ササユリと思って育てていた花はタカサゴユリだと気がついたときは、蕾が見えてきたとき。

この時点ではまだ花が咲いていない。

ササユリはその名のごとく笹のような葉を持っている。

2年間の夢を持たせてくれたタカサゴユリも庭に満開になる日も近いことだろう。

takasagoyuri8.27
2005年8月27日撮影

ササユリと思って栽培したタカサゴユリ。

花弁に少し色がついているしこちらがより本命のタカサゴユリのようだ

   

その後ネット友達からいただいて、ササユリの花を見ることが出来た。

タカサゴユリはとてもきれいな花ですが、外来種で駆除対象になっていますので、栽培している方は外来種であることを周知していただいたほうが良いようです。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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