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プリムラ・セクンディフローラ(Primulasecundiflora)の播種から開花までの記録

プリムラ・セクンディフローラ

学名: Primulasecundiflora

分布: 雲南・四川省2500~4400m

プリムラ・セカンジフローラの播種から発芽、開花までの記録をを写真とともに載せています。

花後まもなく枯れてしまいましたが、詳しい育え方は、プリムラ・セクンディフローラ(Primula secundiflora)の育て方に書いています。

 

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プリムラ・セカンジフローラの播種から開花までの記録

5.21Primulasecundiflora
2006年5月21日撮影

2006年1月7日、蝦夷砂、軽石、日向土、硬質鹿沼土の混合用土を、水洗いして播く。

霜よけと風除けをした場所で乾燥しないように注意して管理。

2006年3月8日発芽確認、たくさん芽生えた。

2005年にも播いてたくさん芽生え元気に育っていたのに夏越しで来たのは1本だけ、もう一度挑戦して見ようと思って播いた。

この苗は2006年5月20日に最初の植え替えをしたもの。

置き場所がないので、苗は大きな鉢で管理している。

5.21Primulasecundiflora5nen
2006年5月21日撮影

2005年たくさん芽生え、1本だけ夏越しが出来たもの。

やはり夏が越せず、枯れてしまった。

2006年に播いたものが、どのくらい残ってくれるか、懸念される。

7148Primulasecundiflora
2007年5月7日撮影

2006年5月に植え替えた苗が無事に夏を越してくれた。

2007年の早春までに残った苗は3本。

それを植え替える。

2007年に開花するとは思っても見なかったが気がついたときには蕾が上がっていた。

次々と開花するときだったので他の花に気を取られていたのだろう。

2007年5月7日、思いも寄らないような赤い花が咲いていたのには感激した。

四川省の3500m~4400mの高層湿原に咲くという花が我が家で咲いたのである。

2010年現在

プリムラ・セクンディフローラは咲くと思っていなかった。

何しろ3000m以上の高山に咲く花である。

これを見たのが最後であとは枯れてしまった。

でもこんな花を見ることができたのはとてもうれしいことだった。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

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猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

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