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広告 自然の中の花科名ーナ行

ホソバツメクサ(細葉爪草)とツメクサ(爪草)の比較

ホソバツメクサ

ホソバツメクサ(細葉爪草)は、ナデシコ科・タカネツメクサ属で北海道、本州(早池峰山、谷川山系、至仏山、中部地方)の高山帯の岩場や砂礫地に生える日本固有多年草です。

花は直径5~6㎜、5弁の花弁と萼弁はほぼ同じ長さの可憐な花が咲きます。草丈、葉ともに小さいので花が目立ちます。

ツメクサ(爪草)はナデシコ科・ツメクサ属で全国の庭や道端などに多い高さ2~20㎝の1~2年草で、葉は厚く、長さ0.5~2cmの線形で先は尖り、花は直径約4㎜と小さく花弁は白色で5個あるが、退化してないものもあります。

属も異なりますが、葉は線形で長さ5~7㎜のホソバツメクサに比べて目立たない花です。

上のホソバツメクサ(細葉爪草)は2005年8月4日に八方尾根で撮影したものです。

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ホソバツメクサ(細葉爪草)の特徴

ホソバツメクサ

ホソバツメクサ(細葉爪草) 2005年8月4日 撮影 八方尾根

         
和名ホソバツメクサ(細葉爪草)
別名コバノツメクサ
学名Minuartia verna var. japonica
科名・属名ナデシコ科 タカネツメクサ属
分布北海道、本州(早池峰山、谷川山系、至仏山、中部地方)。日本固有
花期7~8月
特徴

高山帯の岩場や砂礫地に生える多年草。

高さ1.5~3.5㎝。

無花枝は長さ5~20㎜、葉は線形で長さ5~7㎜、3脈があり、鋭頭で短い針に終わり、毛はない。

有花枝は直立し、上部ほど密に腺毛があり葉は2~3対、無花枝の葉より小さい。

花は直径5~6㎜、花弁と萼弁はほぼ同じ長さです。

花柄は腺毛を密生。萼片は長さ2.5~3㎜、鋭尖頭で3脈があります。

蒴果は萼片より長く、3片に割れます。

ツメクサ(爪草)の特徴

ツメクサ(爪草)

ツメクサ(爪草) 2007年9月12日 撮影 渡良瀬遊水地
大雨の後で水に浸かっていた。


ツメクサ(爪草)

ツメクサ(爪草) 2007年9月12日 撮影 渡良瀬遊水地

         
和名ツメクサ(爪草)
学名Sagina japonica
科名・属名ナデシコ科 ツメクサ属
分布日本全土
花期3~7月 9月に写しているので咲き続けるものと思われます。
特徴

庭や道端などに多い高さ2~20㎝の1~2年草。

葉は厚く、長さ0.5~2cmの線形で先は尖ります。

花は直径約4㎜と小さく花弁は白色で5個あるが、退化してないものもあります。

蒴果は卵形で熟すと5裂します。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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