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カヤツリクサ科のワタスゲ、オオヌマハリイ、シマフトイ

ワタスゲ

ワタスゲ(綿菅)は、カヤツリグサ科・ワタスゲ属の植物で、北海道、本州の中部地方以北の亜高山帯~高山帯の湿原に生える多年草です。

大きな群生が各地の高層湿原にあり、観光客を楽しませてくれます。登山をしないとみられないところもありますが、湿原の近くまで車で行けるところもあるので、身近にみられる高山植物です。

ヒメワタスゲなども出回っていて、高山植物と同じように育てることで、家でも楽しむことが出来ます。

日光が当たる場所で、水を切らさないで育てるのがコツですが、枯れた枝や葉を切ったり、大きくなりすぎたら、根元から切って芽を出させることもできるので置き場所によっては利用価値の高い鉢物になりそうです。

夏のベランダに置けば、日陰を作ってくれ、涼しさを運んでくれそうです。

カヤツリクサ科・ハリイ属のオオヌマハリイ(大沼針藺)とカヤツリグサ科・フトイ属のシマフトイ(縞太藺)の特徴と写真を下に載せています。

上のワタスゲ(綿菅)は、2004年6月19日に芳ヶ平湿原で写した花です。

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ワタスゲ(綿菅)の特徴と育て方

ワタスゲ

ワタスゲ(綿菅) 2005年6月18日 撮影 浄土平

ワタスゲ

ワタスゲ(綿菅) 2003年7月5日 撮影 田代山
綿毛に乗って種が飛びそうです。

         
和名ワタスゲ(綿菅)
別名スズメノケヤリ、マユバケスゲ
学名Eriophorum vaginatum
科名・属名カヤツリクサ科 ワタスゲ属
分布北海道、本州(中部地方以北)。周北極地方
花期6~8月
特徴と育て方

亜高山帯~高山帯の湿原に生える多年草。高さ30~60cm。

密に叢生し、大株となり群生します。

根生葉は細くてかたい。

小葉は1個頂生し、花被片は白色綿毛状で、花後のびて長さやく2.5㎝の球状になります。

湿原に生えているので、日当たりと水持ち良く栽培します。

高山帯の涼し場所に生えているので、雨の後で根が蒸れるので、梅雨から夏は風通し良く、雨をよけて夕方に鉢のまわりにもたっぷり打ち水をして、夜間温度を下げるようにします。

用土は硬質鹿沼土主に、軽石土を3割ほど混ぜて、元肥としてマグァンプK などの緩行性肥料を入れて植えこみます。

植え替えは2~3年に1度、3月に株分けを兼ねて行います。

冷涼な湿原植物なので、根腐れをおこさないように夏を涼しく管理することが大切です。冬は棚下などで、北風をよけて置きます。

ヒメワタスゲなどが流通しているので可憐で鉢植えに向きそうです。

ワタスゲ

ワタスゲ(綿菅)の花 2006年6月14日 撮影 尾瀬ヶ原

オオヌマハリイ(大沼針藺)の特徴

オオヌマハリイ

オオヌマハリイ(大沼針藺) 2007年7月25日 撮影 那須沼原

         
和名オオヌマハリイ(大沼針藺)
別名ヌマハリイ
学名Eleocharis mamillata var. cyclocarpa
科名・属名カヤツリクサ科 ワタスゲ属
分布北海道、本州、四国
花期7~10月
特徴と育て方

池や沼のほとりに生える高さ30~70㎝の多年草。

地下匐枝を長く伸ばして群生します。

茎は丸くやわらかく、乾くと扁平になります。

小穂は茎の先に1個付き長さ1~3㎝の披針形で濃褐色の鱗片が螺旋状につきます。鱗片は狭卵形で、基部の2個には小花がありません。

果実は長さ1.5~2㎜のレンズ形で淡褐色。刺針は5~6個あまり、果実の長さの約倍になります。

シマフトイ(縞太藺)の特徴

シマフトイ

シマフトイ(縞太藺) 2007年4月22日 撮影 群馬フラワーパーク

         
和名シマフトイ(縞太藺)
学名Scirpus tabernaemontani
科名・属名カヤツリクサ科 ハリイ属
分布日本各地、朝鮮半島、中国、ユーラシア大陸に広く 分布
花期夏~秋
特徴と育て方

茎は高さ2m前後,太さ6㎜くらい。池や沼地の浅いところに生える多年草。

虎斑の横縞のものが有名だが、最近は縦縞のものも見掛けるようになっています。

増殖力も成長も早い。

難点は大きく伸びた時にちょっとした風でも折れてしまうこと斑の入った部分が日に焼けてしまいやすいことです。

ビオトープがあったら植えたいと思いますが、この写真の場所では沼のようなところで、とても大株になっていたので広いところでないと殖えすぎて困りそうです。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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