山野草の育て方、庭造り、野山で写した花の詳細について書いています

山野草を育てるNori&Wako


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自然野中の花科名ーカ行

限られた地域のオゼヌマアザミ、ヤツタカネアザミ、ジョウシュウオニアザミ、オニアザミ

投稿日:2017年4月21日 更新日:

オゼヌマアザミ

ここには、限られた地域でで見られる、ナオゼヌマアザミ(尾瀬沼薊)、ヤツタカネアザミ(八高嶺薊)、ジョウシュウオニアザミ(上州鬼薊)を載せていますが、それぞれ個性があるアザミですが、ほかい似た品種もありますので、自生地で見分けると見分けやすくなりそうです。

オゼヌマアザミ(尾瀬沼薊)は、尾瀬の特産で、湿地に稀れに生える高さ50~120cmの多年草ということですが、偶然に花時に行くことが出来てたくさんの花を見ることが出来ましたが、特徴のあるアザミでした。

ヤツタカネアザミ(八高嶺薊)は、八ヶ岳周辺の山地~高山帯の草原に生えるようで、八千穂高原自然園で出会うことが出来ました。

ジョウシュウオニアザミ(上州鬼薊)は、群馬県、福島、新潟、長野の県境の山地や岩場の草地などに生えるアザミで、「オニアザミ」とよく似ているが、根生葉の切れ込みが深いようです。

オニアザミ(鬼薊)は、本州の日本海側の秋田県~石川県の山地~高山の草地に生える日本固有です。私は夏の八方尾根で出会うことが出来ました。

上のオゼヌマアザミ(尾瀬沼薊)は、2005年8月11日に尾瀬で写した花です。


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オゼヌマアザミ(尾瀬沼薊)の特徴

オゼヌマアザミ

オゼヌマアザミ(尾瀬沼薊) 2005年8月11日 撮影 尾瀬


オゼヌマアザミ

オゼヌマアザミ(尾瀬沼薊)葉 2005年8月11日 撮影 尾瀬


         
和名 オゼヌマアザミ(尾瀬沼薊)
学名 Cirsium homolepis
科名・属名 キク科 アザミ属
分布 尾瀬、玉原湿原、田代湿原
花期 7月上旬~9月上旬
特徴

尾瀬の特産で、湿地に稀れに生える高さ50~120cmの多年草。

茎は高さ50~120cm、上部で1~2回分枝または、分枝しない。

根生葉は花期には枯れています。

茎葉は楕円形~広楕円形で羽状に深裂し、裂片は7~9対、刺は鋭くなく、基部は耳状に茎を抱く。

総苞片は6列で先端は尖ります。

オゼヌマアザミは総苞に特徴があるので、比較的容易に見分けることができます。

オゼヌマアザミはタチアザミの亜種で、総包片がまっすぐ伸びて葉の切れ込みが深いのが特徴ですが、母種となるタチアザミは尾瀬には生育していないようです。

ヤツタカネアザミ(八高嶺薊)の特徴

ヤツタカネアザミ

ヤツタカネアザミ(八高嶺薊) 2006年8月25日 撮影 八千穂高原自然園


ヤツタカネアザミ

ヤツタカネアザミ(八高嶺薊) 2006年8月25日 撮影 八千穂高原自然園


         
和名 ヤツタカネアザミ(八高嶺薊)
学名 Cirsium yatusalpina
科名・属名 キク科 アザミ属
分布 八ヶ岳周辺(山地~高山帯の草原)
花期 8~9月
特徴

高さ70~150cm。亜高山帯~高山帯の開けた草地や林縁に生える多年草。

花時には根生葉はなく、茎葉は長楕円形で長さ10~20㎝、羽状に中裂~深裂し、基部は茎を抱く。

葉の刺は長く、3~8㎜、中には1㎝以上になるものもあります。

頭花は1~数個、長い柄の先につきます。

総苞は多くは紫色を帯び、直径1.2~2cm、総苞片は強くそり返るものから斜め上向きのものまでいろいろあります。

ジョウシュウオニアザミ(上州鬼薊)の特徴

ジョウシュウオニアザミ

ジョウシュウオニアザミ(上州鬼薊) 2005年8月11日 撮影 尾瀬沼山峠


ジョウシュウオニアザミ

ジョウシュウオニアザミ(上州鬼薊)葉 2005年8月11日 撮影 尾瀬沼山峠


         
和名 ジョウシュウオニアザミ(上州鬼薊)
学名 Cirsium okamotoi
科名・属名 キク科 アザミ属
分布 群馬県、福島、新潟、長野の県境の山地にだけ分布している
花期 7~8月
特徴

岩場の草地などに生え、高さは1mほどになる。「オニアザミ」とよく似ているが、根生葉の切れ込みが深い。

茎には白い軟毛が密生し、葉には鋭い棘が生えています。

7月~8月ごろ、大きな頭花を項垂れるように咲かせます。

花は紅紫色で、2~4個つく頭花が横を向き、総苞がネバネバします。

ジョウシュウオニアザミ

ジョウシュウオニアザミ(上州鬼薊) 2005年6月18日 裏磐梯近辺


ジョウシュウオニアザミ

ジョウシュウオニアザミ(上州鬼薊)葉 2005年6月18日 裏磐梯近辺


ジョウシュウオニアザミ

ジョウシュウオニアザミ(上州鬼薊)葉 2005年6月18日 裏磐梯近辺


オニアザミ(鬼薊)の特徴

オニアザミ

オニアザミ(鬼薊) 2005年8月4日 八方尾根


オニアザミ

オニアザミ(鬼薊) 2005年8月4日 八方尾根


         
和名 オニアザミ(鬼薊)
別名 オニノアザミ
学名 Cirsium borealinipponense
科名・属名 キク科 アザミ属
分布 本州の日本海側産地(秋田県~石川県)。日本固有
花期 6~10月
特徴

高さ50~100cm。山地~高山の草地に生える多年草。

根生葉は長さ35~65㎝。茎葉 は根生葉より小さくて茎を抱きます。

葉は厚くてかたく、長さ3~7㎜の鋭い刺があります。

頭花は3~5㎝、下向きに咲き、総苞はよく粘ります。

葉は茎を抱かない。

オニアザミ

オニアザミ(鬼薊) 2003年8月23日 八方尾根


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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処ではそだたないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。



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