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ハマニガナ(浜苦菜)ー小清水原生花園にて

ハマニガナ(浜苦菜)ー小清水原生花園にて

ハマニガナ(浜苦菜) 2008年6月22日撮影

ハマニガナ(浜苦菜)は、キク科 ニガナ属で、海岸の砂地に生える多年草で、地下茎を長くのばして殖えます。日本全土に自生するようですが、私は海辺に遠いところに住んでいたため、小清水原生花園で始めて見ました。

花はニガナと同じような形でだったので、ニガナということは分かりましたが、砂に埋もれた葉は変化は多いようですが、浜辺に生えるにふさわしいと思いました。

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ハマニガナ(浜苦菜)

和名ハマニガナ(浜苦菜)
bet別名ハマイチョウ
学名Ixeris repens
科名・属名キク科 ニガナ属
分布日本全土
花期4~10月
特徴

海岸の砂地に生える多年草で、地下茎を長くのばして殖えます。

茎は厚く、長い柄があり、砂をかぶってもも、すぐに茎をのばして葉を砂の上に出す。

葉身は長さ幅共に3~5㎝で掌状に3~5中裂または全裂し、変化が多い。基部は心形。

葉腋から長さ約10㎝の花茎を伸ばし直径2~3㎝の黄色の頭花をつけます。総苞は長さ役1㎝の円筒形

外片は外側のものほど短い。

ハマニガナの名前はニガナに似ていて海岸に生えることにより、別名のハマイチョウは葉がイチョウに似ていることによります。

日本全土の海岸に生えるというハマニガナ

私は海のない県に住んでいて、出かけるのも海よりは山に出かけることが多いので、北海道の小清水原生花園に行った折に初めてであったとても可憐な花です。

そのような思いで日本のレッドデータを見たのですが、県によっては絶滅危惧種に指定されているところもあり、どこでも見られるような野草ももはやどこででも見ることが出来ないという状況になっていることを知りました。

ハマニガナを乱獲しているとも思えないのですが、どうして日本の野草は絶滅危惧種が増えていくのだろうかと思ってしまいます。

ムラサキセンブリの自生地が開発によって消えてしまうという話を悲し思いで聞いたのですが、文化的な生活と野草の絶滅は反比例して起きているのではないかと思っています。

ハマニガナのような可憐な花が浜辺のどこでも見ることが出来るような環境を守ってほしいと願っています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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