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チェリーセージの育て方|メドーセージ、パイナップルセージ、サルビア・グアラニティカ‘アルゼンチンスカイ’、ブキャナンズセージの特徴

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友人がチェリーセージ2種を挿し木して届けてくれたのですが、狭い庭には植え場所がないため、鉢植えで育てています。

ハーブの仲間のセージはたくさんの種類があり、寒さに強いものから弱いものなどたくさんの品種もありますが、温室植物園やハーブ園で写した多年草の品種の特徴をを載せています。

その他のサルビアの仲間、サルビア・アズレア、サルビア・コッキネア・コーラルニンフ、メキシカンセージ、ラベンダーセージも他のページに載せています。

上のSalvia greggii 'Rosea'は2013年10月24日に自宅で撮影したものです。

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サルビア・グレッギー(チェリーセージ)の特徴と育て方

サルビア・グレッギー(チェリーセージ)

サルビア・グレッギー 2013年10月11日撮影

和名サルビア・グレッギー(チェリーセージ)
学名Salvia greggii
科名・属名シソ科 サルビア属
分布アメリカ南部 メキシコ
花期5月~11月
特徴

アメリカ南部・メキシコに分布する低木性のサルビアで、近縁種のサルビア・ミクロフィラ(Salvia microphylla)とまとめて、チェリーセージと呼ばれることが多い。

樹高は80㎝前後でこんもりと大きく茂り、茎の先端から花穂を伸ばして花を付け、茂ってくるとたくさんの花穂を出し、初夏~秋まで咲き続けます。

基本種の花色は鮮やかな緋色で非常目立ち、ハーブティーやポプリに利用できます。

育て方

日なた~半日陰でよく育ちます。初夏から秋にかけて赤の鮮やかな花を繰り返長期間咲かせます。

鉢植えは夏の間、風通しのよい半日陰に置き、春と秋は良く日に当てて育てます。

耐寒温度は約-12℃と高く、耐暑性も高い育てやすい品種で、花後切り戻すと姿が整って咲きます。

水はけがよく適度な保水性のある土が適しており、病害虫にも強いので乾いたら水をやり、肥料は定期的に与えた方が良い。

挿し木で増やせます。

サルビア・グァラニティカ(メドーセージ)の特徴

サルビア・グアラニティカ

サルビア・グァラニティカ(メドーセージ)  2004年1月9日 撮影 とちぎ花センター

和名サルビア・グァラニティカ
別名メドーセージ
学名Salvia guaranitica
科名・属名シソ科 サルビア属
分布南米原産
花期7月~11月
特徴

南米に広く分布するサルビアの仲間で、毎年花を咲かせる多年草です。

主な開花期は春から秋で、花色は青色が強くかかった濃いすみれ色のものが基本ですが、淡いブルーの花を咲かせるもの(下暖のの品種サルビア グアラニティカ‘アルゼンチンスカイ’)もあり色幅があります。

草丈は60cm~1.5mと大型で、寒さに弱いために冬は枯れるようですが、保護すると春に株もとから芽を出して育つようですが、大株になるので植え場所は確保する必要があるようです。

サルビア グアラニティカ‘アルゼンチンスカイ’の特徴

サルビア グアラニティカ‘アルゼンチンスカイ’

サルビア グアラニティカ‘アルゼンチンスカイ’  2004年1月9日 撮影 とちぎ花センター

和名サルビア グアラニティカ‘アルゼンチンスカイ’
学名Salvia guaranitica cv. Argentine Skies
科名・属名シソ科 サルビア属
分布ブラジルおよびパラグアイ、アルゼンチン北部が原産
花期夏~秋
特徴

サルビア・グアラニティカに比べると耐寒性,耐暑性は,ともにやや劣るらしい。

高さは90~120㎝、茎や萼は明るい緑色をしています。

夏から秋にかけて、芳香のあるスカイブルーの花を咲かせます。

サルビア・エレガンス(パイナップルセージ)の特徴

パイナップセージ

サルビア・エレガンス(パイナップルセージ)  2003年11月23日 撮影 三毳ハーブガーデン

和名サルビア・エレガンス
別名パイナップルセージ
学名Salvia elegans
科名・属名シソ科 サルビア属
分布地中海沿岸
花期10月~12月
特徴

メキシコなど中南米に分布する常緑亜低木のサルビアです。

葉がパイナップルの香りがするので、パイナップルセージの名があります。

花穂はやや斜上して、鮮やかな赤色の花が咲くサルビアで、高さ1mくらいになるが、株張りもよく、摘心して草丈の伸びを抑えれば、鉢花に適した姿にもなります。

葉は卵形、長さ5~10cmで周縁に欠刻があります。

耐暑性は強く、管理は容易ですが、乾燥には弱い。ある程度の耐寒性はあり通常0℃以上あれば冬越しできますが、凍結や霜・寒風に注意しなければならないようです。

挿し木で殖やせるので、寒冷地は小苗で持ち越すこともできるようですが、かなり大きくなるので植え場所は日宇用のようです。

ブキャナンズセージの特徴

ブキャナンズセージ

ブキャナンズセージ 2004年1月9日 撮影 とちぎ花センター

和名ブキャナンズセージ
学名Salvia buchananii
科名・属名シソ科 サルビア属
分布メキシコ原産
花期初夏~秋
特徴

赤紫色のビロード状のやや大輪の花を咲かせ、葉も丸く光沢があり美しい、冬期半常緑~落葉種の多年草です。

葉はセージらしくなくツバキのような感じがします。

草丈は50cm前後ですが、姿良く咲かせるために剪定が重要になります。

耐暑性もあり、耐寒温度は-7℃なので育てやすい宿根サルビアです。

チェリーセージなどのハーブを育てていたころ

園芸にも流行があり、ハーブ類が人気だった時がありました。

その頃はあちこちにハーブ園があり、観光客でにぎわい、ハーブを買い求める方がたくさんいました。

今でもホームセンターなどには様々なハーブの苗が並んでいますが、ハーブは花もきれいですし、香りがよく料理やハーブセラピーとしても人気があるので栽培している方が多いようです。

私もラベンダーやカモミールその他可憐なハーブを植えましたが、狭い庭に場所をとるためにいつの間にか山野草類が主になってきました。

サルビア・グレッギー(チェリーセージ)はかなり強いにおいがあるので、肉の臭い消しなどにも使われますが、玄関の臭い消し、我が家のように犬のいる家では部屋の臭いケシや犬のトイレの臭い消しなどに使うと良いようです。

そのようなことから、犬の散歩で出会う友人がさし芽をして持ってきてくれたのですが、狭い庭に大株になるサルビア・グレッギー(チェリーセージ)を植えるわけにもいかず、鉢植えにしてきれいな花を楽しんでいます。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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