スポンサーリンク

広告 秋の花・山野草記事

アケボノシュスラン(曙繻子蘭)は涼しくて風通しの良い日陰で育てる

アケボノシュスラン

アケボノシュスラン(曙繻子蘭) 学名 Goodyera filiosa var. maximowicziana 2014年11月14日 撮影

数十年前に山野草の育て方の図鑑を見ていて、ずっと憧れていた花がいま我が家で殖えて咲いている花を見ることが出来るのはとっても嬉しいことです。

9年前に三国山で雑木の影に咲いていた白花のアケボノシュスランを写したときには、まだ我が家にはありませんでした。

スポンサーリンク

アケボノシュスランが開花

アケボノシュスラン

アケボノシュスラン(曙繻子蘭) 学名 Goodyera filiosa var. maximowicziana 2014年11月14日 撮影

アケボノシュスラン

アケボノシュスラン 2013年10月4日撮影

今年も私の大好きなアケボノシュスランが咲きました。

これは数年前に山野草の種子の配布をしていた時に種を送った方から頂いたものです。

以前からとても好きな花でしたのでうれしく思いましたが、育てたことのない花だったので、わが家で育つかどうか心配でした。

この株は開発で掘り返されて道路になるところにあった株とのことで、その方がいただいたものを我が家に分けてくださったものです。

このような運命で消えていく山野草がなんと多いことでしょう。

私は難しそうでしたが、絶対枯らしたくないと思い、置き場所や肥料、植え土を工夫しました。

以前に自生している花を見たことがありますので、育っている場所はどんなところか想像できましたので、それに近づけました。

やぶの中ではなく湿気のある木の下で涼しいくらい低木が茂った間にひっそりと咲いているのを知っていましたのでそのような場所に水持ちよく、水はけが良いように植えた鉢を置きました。

植物は夏の蒸れは嫌いますので水やりに気を付けながら、わが家で一番涼しくて風通しの良い日陰で育てましたら、数年前から花を付けてくれるようになりました。

最初はなかなか増えませんでしたが、昨年は2鉢に分けることが出来、今年は昨年より花数は少ないながら2鉢とも花をつけています。

道路がつくられたことにより消えてしまったかもしれないアケボノシュスランが我が家で咲いているのは嬉しいことです。

もっともっと増えたときは他の方にも育てていただこうと思っています。

関連記事(一部広告を含む)

山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

スポンサーリンク

-秋の花・山野草記事