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広告 早春の花・山野草の育て方

スノードロップの育て方|スノーフレーク属のアキザキスノーフレーク

スノードロップ

スノードロップは雪の中でも咲くほど寒さには強いのですが、暑さには弱いようです。

名前にふさわしい可愛い花が寒さの中で咲く姿はとても愛らしいので、庭がない方は鉢で、庭がある方は庭で群生にすると見事ですね。

園芸品種の庭にも、山野草の庭にもマッチする花なので、夏の暑さ対策をするだけで、初心者に最適な球根です。

上のスノードロップは、自宅で2006年2月2日に撮影したものです。

ヒガンバナ科・スノーフレーク属のアキザキスノーフレークの特徴と簡単な育て方を下に載せています。

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スノードロップの特徴と育て方

スノードロップ

スノードロップ 2006年1月22日 撮影 栽培品

 
和名スノードロップ
別名ユキノハナ(雪の花)、マツユキソウ(待つ雪草)
学名Galanthus
科名・属名ヒガンバナ科 ガランサス属
分布欧州南部~コーカサス地方
花期2~3月
特徴

欧州南部~コーカサス地方にわたる広い地域に分布します。

約18種があり、さらに自然変異や園芸品種を加えると100種以上の数に上るということです。

花はどれも白で、内側に緑のマークがある点は同じだが、マークの形や草の姿などにそれぞれ特徴があり、花期も種類や固体により、晩秋から冬、春にわたっています。

育て方

9~10月に半日陰に植えつけ、芽が出てから早春に花が咲くまではできるだけ日によく当てて育てます。

用土は水はけがよく肥えた用土が良いので、鉢植えの場合は赤玉土7腐葉土3の割合で混ぜた土を使い、庭植えにする場合は腐葉土をすき込み元肥として化成肥料や粒状肥料を混ぜておきます。

球根は小型で水仙などに似ているが、乾燥貯蔵を嫌うので、植えつけたら掘り上げせずに涼しい場所に置き、2~3年に一度植え替えますが、地植えは植えっぱなしで良い。

肥料は遅効性のものを少量、秋にすきこみ、花後、週1回1000倍に薄めた液体肥料を1ヶ月間くらい与えます。

花が咲き終わった花柄は切り取ります。葉が邪魔になりますが、葉から栄養を取り込んで球根が大きくなるので、枯れるまではとらないようにします。

鉢植えの場合も葉が枯れて休眠状態になっても時折は潅水してやり、出きれば鉢の縁まで地面にいけておくと、乾燥からも暑さからも守れます。

暑さを嫌うので、涼しい場所で管理しますが、地植えの場合は花後に地温の上昇を防ぐためにしきわらなどで株元を覆うと良いようです。

植えっぱなしで手入れが楽なスノードロップ

私はロックガーデンをつくったばかりに植え付けたために、休眠期に掘り起こしてしまい、その後場所の関係で栽培を中止していますが、庭木を少なくして植える場所が増えたので、春に雪が降ったように咲くスノードロップの栽培を再開したいと思っています。

引っ越しをするたびに購入して植える大好きな花です。暑さと乾燥に注意をして栽培することが肝要です。

アキザキスノーフレーク(秋咲きスノーフレーク)の特徴と育て方

アキザキスノーフレーク

アキザキスノーフレーク(秋咲きスノーフレーク) 2004年8月22日 撮影 日光植物園

アキザキスノーフレーク

アキザキスノーフレーク(秋咲きスノーフレーク) 2003年9月14日 撮影 日光植物園


 
和名アキザキスノーフレーク(秋咲きスノーフレーク)
学名Leucojum autumnale
科名・属名ヒガンバナ科 スノーフレーク属
分布ポルトガル、モロッコ、イオニア島原産
花期8~9月
特徴

草丈は約15cm。葉は糸状で細い。

花は下向きに咲き、僅かに桃色みのある白に近い花を2~3花つけます。

日当たりの良い場所で育てますが、寒さにやや弱いので、鉢植えは冬は霜の当たらない場所で管理します。霜や凍結の心配がなければ、庭植えもできます。

球根は乾燥に強くないので、休眠期も掘りあげずに、鉢植えは多湿に気をつけ、鉢ごと雨の当たらない涼しい日陰に置きます。庭植えも掘りあげずにそのまま植えておきます。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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