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広告 早春の花・山野草の育て方

プルサティラ・ハレリ(Pulsatilla halleri)の育て方

プルサティラ・ハレリ

プルサティラ・ハレリ(Pulsatilla halleri)は2007年1月に種を播き、2007年3月に発芽しましたが花が咲くまでに5年がかかっています。

私が育てた海外のプルサティラは、なかなか花が咲かないのは、栽培法が悪いのか、そのようなものなのかは情報が少なくわかりません。

そんなことから、とっても素敵な花が咲いた時、もう少しで見逃すところでした。

上のプルサティラ・ハレリ(Pulsatilla halleri)が、自宅で2012年4月13日に撮影した種からの初花です。

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プルサティラ・ハレリ(Pulsatilla halleri)の特徴と育て方

 
和名プルサティラ・ハレリ
学名Pulsatilla halleri
科名・属名キンポウゲ科 オキナグサ属
分布ヨーロッパ・アルプスの南西部・中西部
花期
特徴

スイスの植物学者ハラーに因んでつけられました。

全体がシルクのような光沢の毛で覆われていて、淡い紫の花は、長さ3~4cm。

西洋オキナグサに似ているが、全体的に締まりがよく細身で、毛が多く大輪の濃い紫色の花を咲かせます。

写真では再現できないバイオレット色の花がとても素敵でした。

育て方

富士砂、桐生砂、軽石に硬質鹿沼土を主にした混合用土に植えて日向で、雨のかからないような場所に置き、夏は半日陰、冬は風をよけ霜の当たらないところで管理してます。

春は日当たりその後は日陰で、夏場はなるべく涼しい環境で管理します。

高山性のプルサティラなので、新しい用土で花後毎年植え替えます。

肥料は植え替え時にマグァンプK を根に触れないように入れて、夏を除いて液肥を施します。

水は表面が乾いたらやり、真夏は夕方に、鉢と鉢のまわりにたっぷりやって、夜間温度を下げるようにします。それ以外の季節は朝にやります。乾きやすい時は朝もやります。

プルサティラ・ハレリ(Pulsatilla halleri)のまとめ

プルサティラ・ハレリ(Pulsatilla halleri)もそうですが、プルサティラ類は(日本のオキナグサは毎年花が咲く)プリムラのようにはすぐに花が咲いてくれないものが多いような気がします。

スイスのプルサティラ ハレリは素敵な花だったのですが、この花を見ただけで枯れてしまったのは残念なことでした。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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