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プリムラ・ロゼア(ウスベニコザクラ)の育て方

プリムラ・ロゼア

プリムラ・ロゼア(ウスベニコザクラ)は苗を購入しましたが、Primula rosea 'grandifolia' という品種のようで、冬の寒い時期から桃色大輪の花を次々に咲かせながら花茎が伸びてきますので、とても華やかな花です。

ウスベニコザクラと呼ばれているように、日本でもかなり出回っているプリムラの一種で、十数年前に苗をいただいて育てたことがありますが、高山植物だとは知らずに地植えにして枯らしてしまったことがあります。

この苗は寒い地方で育てた苗だたためか、かなり気を使って育てたつもりでも、2年後の花が咲いた後は弱ってしまいました。

上のプリムラ ロゼア(ウスベニコザクラ)は、自宅で2006年4月6日に撮影したものです。

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プリムラ・ロゼア(ウスベニコザクラ)の特徴と育て方

プリムラ・ロゼア

プリムラ・ロゼア(ウスベニコザクラ) 2006年4月13日 撮影 栽培品

 
和名プリムラ・ロゼア
別名ウスベニコザクラ、ヒマラヤコザクラ
学名Primula rosea 'grandifolia'
科名・属名サクラソウ科 サクラソウ属
分布ヒマラヤ西北部
花期1~3月
特徴

花は紅色で黄目あり、径3cm、茎高2~10cm、傘状に4~12花。

標高3000~3500mの湿原や沼地に生え、根生葉は長楕円形から倒披針形。

早生種で、冬の寒い時期から桃色大輪の花を次々に咲かせながら花茎が伸びてきます。

寒さには強いので、冬のガーデニングにも使えるが暑さには弱い。

育て方

鉢底に大粒の軽石を入れ、植え土は桐生砂、軽石砂、日光砂、硬質鹿沼土など手に入る適当な混合用土植えます。

高山のプリムラ類は夏の暑さに弱いので他のプリムラとおなじように夏は涼しく少し乾燥気味に育てています。

春は日当たりその後は日陰で、夏場はなるべく涼しい環境で管理します。

水は表面が乾いたらやり、真夏は夕方に、鉢は乾いたらやり、と鉢のまわりにたっぷりやって、夜間温度を下げるようにします。それ以外の季節は朝にやります。乾きやすい時は朝もやります。

プリムラ類はコナジラミが付きやすいので注意して薬剤散布をします。植え土にオルトラン粒剤をまぜると効果があるようです。

肥料は植え替え時にマグァンプK を根に触れないように入れて、夏を除いて液肥を施します。

Primula rosea 'grandifolia' という名前の苗を購入したので、交配種のようでとても明るい紅色で、大きな花が咲きました。

プリムラ・ロゼア(ウスベニコザクラ)(Primula rosea 'grandifolia')

プリムラ・ロゼア

プリムラ・ロゼア(ウスベニコザクラ) 2007年4月21日 撮影 栽培品

この時期は寒い地域で栽培した苗を購入していますが、プリムラ ロゼアのみならず、高山性のプリムラは枯れたものが多かったことから、その後はほとんど種から育てています。

プリムラ・ロゼア(ウスベニコザクラ)は種を播きませんでしたが、その時に枯れたプリムラ ヒルスタなど種から育てたものは、10年近く過ぎた今でも元気に花を見せてくれるものもあります。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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