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広告 早春の花・山野草の育て方

ムスカリの育て方

ムスカリ

ムスカリは地中海沿岸~南西アジアに分布している植物で、日本でもよく知られた球根植物で、広く栽培されています。

植物の栽培をしたことのない人でも、秋に球根を購入して植えておけば、来春には花が見られるので、初めて花を植える方にも失敗がない花と言えます。

園芸品種を植えた庭にも、山野草の庭にもマッチする花で、最小限度の手入れで、ブルーの素敵な花を長いこと楽しんでいます。

上のムスカリは、自宅で2017年4月13日に撮影したものです。

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ムスカリの特徴と育て方

ムスカリ

ムスカリ 2007年4月7日 撮影  栽培品

 
和名ムスカリ
学名Muscari
科名・属名キジカクシ科 ムスカリ属
分布地中海沿岸-南西アジア
花期4~5月
特徴

高さ15~20cmの球根草。

ムスカリの名はギリシャ語の(じゃこう)と言う意味から出たもので、この花の強い芳香をあらわしています。

丈夫で育てやすい秋植え球根で、丸い壺形の小花が、ブドウの房のように密集して咲くことから英名でグレープヒヤシンと言われています。

地中海沿岸-南西アジアに40種が自生していますが、園芸品種も多くたくさんの品種があり色も楽しむことができるようです。

育て方

ムスカリは作りやすい球根草花で、日当たりがよく排水が良ければ楽に育ちます。

秋植えにして4~5月には美しく花壇を彩ります。

数年に一度くらいは植え替えた方が良いのでしょうが、我が家は植え替えなしで十数年になりますが、今でもきれいに咲いて楽しませてくれます。

庭の広いところではグランドカバーに最適です。我が家のように狭い庭には狭いスペースに植えておくだけで毎年青紫の可憐な花が楽しめます。

球根植物はなんでも同じですが、花が咲き終わった茎は根元から切り取ります。葉が邪魔になりますが、葉から栄養を取り込んで球根が大きくなるので、枯れるまではとらないようにします。

鉢植えなどでは毎年植え変えた方が大きな花が咲きますし、遅めに植えつけると葉が伸びずに締まって咲きます。

植えっぱなしで手入れが楽なムスカリ

ムスカリ

ムスカリ 2004年4月6日 撮影  栽培品

花に興味のある方でしたら、見たことがないという人がいないくらいポピュラーな花で、良く栽培されています。公園などではチューリップなどのわき役として役割を立派に果たし、我が家のように野草や高山植物の庭では、脇役ではないものの、けしてでしゃばらず、清楚に春の庭を彩っててくれます。

わが家は植え替えなしで育てていますが、10月下旬から11月初旬に植え付けると葉が伸びずい締まって咲くので、葉が伸びて嫌な人は遅めの植え替えが向いています。

ムスカリは山野草の庭にも、園芸品種の華やかな花を植えている庭にも鉢植えにも、水耕栽培にもできていろいろな楽しみ方ができる花です。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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