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広告 早春の花・山野草の育て方

ヒメリュウキンカ(姫立金花)の育て方

ヒメリュウキンカ

ヒメリュウキンカ(姫立金花)は、ヨーロッパからシベリアにかけて広く分布している野草で、山野の湿った草原や川沿いの林床など湿り気のある場所に自生する植物ですが、日本に自生するリュウキンカに花や葉の形が似ていることからヒメリュウキンカの名前になったようです。

早春に花が咲いて夏は休眠にはいるために棚下などの涼し場所に置くことで簡単に夏越ができるので、育てやすく殖やすことが簡単な植物です。

上のヒメリュウキンカ(姫立金花)は、自宅で2004年4月16に撮影したものです。

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ヒメリュウキンカ(姫立金花)の特徴と育て方

ヒメリュウキンカ

ヒメリュウキンカ(姫立金花) カッパーノブ(Ranunculus ficaria ‘Coppernob’) 咲き始めの花 2007年1月4日 撮影 栽培品

ヒメリュウキンカ

ヒメリュウキンカ(姫立金花)上と同じ花 2005年1月30日 撮影 栽培品

 
和名ヒメリュウキンカ(姫立金花)
学名Ranunculus ficalia
科名・属名キンポウゲ科 キンポウゲ属
分布ヨーロッパからロシアの湿地
花期2~4月
特徴

花や葉の形態が日本にも自生するリュウキンによく似ているためこの和名があります。

ヨーロッパからシベリアにかけて広く分布している野草で、山野の湿った草原や川沿いの林床など湿り気のある場所に自生します。

早春の2月頃より開花し始め、輝く黄色が美しい。

現在改良品種として多くの種類を楽しむことができます。

育て方

用土は軽石砂、鹿沼土、赤玉土などを混合したものに植えます。

薄い葉面肥料をたびたび施し、多湿や乾燥を避けて、通気よく育てます。

早春に咲きはじめ、日照を好むので、日当たりの良い軒下で管理しています。

植え替えは9~10月が最適。冬の間も地下部は活動するので、晩秋と早春には施肥が必要です。

夏に入るころ地上部が枯れたら、ムカゴをとって別の鉢に並べ、しばらく乾燥しないよう潅水に気をつけていると、みな発根します。

何種類か育てているが、むかごの出来ないものもあるようなので、むかごの出来ないものは、植え替え時に根伏せをするとどんな種類も簡単に増やすことが出来ます。

井頭公園(高山植物館)のシロバナヒメリュウキンカ(白花姫立金花)

シロバナヒメリュウキンカ

シロバナヒメリュウキンカ(白花姫立金花) 2004年12月17日 撮影 井頭公園(高山植物館)

ヒメリュウキンカ(姫立金花)まとめ

ヒメリュウキンカ

ヒメリュウキンカ(姫立金花) 2004年4月11日 撮影 栽培品

ヒメリュウキンカ

ヒメリュウキンカ(姫立金花) 2005年3月16日 撮影 栽培品

春先に輝くような黄色の花を咲かせるヒメリュウキンカは心まで明るくしてくれる花です。

日本に自生するリュウキンカによく似ていて、花が小さいことからヒメリュウキンカの名前がついていますが、リュウキンカ属ではなく、キンポウゲ属の植物です。

わが家で育てているのは、3種類で、名前が分かるのは、カッパーノブだけですが、ほかは原種なのでしょうか。

種類によって花時期が異なり、八重の花が一番遅く花もちが良いので長いこと楽しめます。

鉢植えは毎年植え替えるようにしていますが、ロックガーデンでは植え替えなしで長いこと花が咲いています。花が終わると葉が枯れてしまうので、ほかの植物の邪魔をすることなく春の庭で輝いて咲く素敵な花で、丈夫なのが嬉しい花です。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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