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広告 夏の花・山野草の育て方

ヤブミョウガ(藪茗荷)の育て方

ヤブミョウガ

ヤブミョウガ(藪茗荷)は、本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄の深山の林内に生える山野の林内に生える高さ0.5~1mの多年草です。

葉はミョウガに似ていますが、白い小さな花はツユクサの花によく似ていて夏に涼しさを感じさせてくれます。

下に三毳山で写したヤブミョウガ(藪茗荷)を載せています。

上のヤブミョウガ(藪茗荷)は、自宅で2015年8月4日に撮影した2004年1月31日播種の苗からの花です。

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ヤブミョウガ(藪茗荷)の特徴と育て方

ヤブミョウガ

ヤブミョウガ(藪茗荷) 2006年7月28日 撮影 栽培品(2004年1月31日播種)

ヤブミョウガ

ヤブミョウガ(藪茗荷)実 2007年10月19日 撮影 栽培品(2004年1月31日播種)

           
和名ヤブミョウガ(藪茗荷)
学名Pollia japonica
科名・属名ツユクサ科 ヤブミョウガ属
分布本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄
花期8~9月
特徴

山野の林内に生える高さ0.5~1mの多年草。

茎や葉はざらつく。葉は長さ15~30cmの狭長楕円形で、基部は鞘状になって茎を抱く。

茎の先に白い花が輪生状に数段つき両性化と雄花がまじってつきます。

果実は直径約5㎜の球形の液果で藍紫色に熟します。

育て方

林の日当たらないところに自生している花のようなので、日陰の少ない我が家では植える場所を探すのが大変だったが、実生苗を比較的日が当たらない場所を耕して植えました。

少し湿っている半日陰から日陰まで、地下茎でと零れ種で殖えます。

ツユクサによく似た白い花が可憐なので植えていますが、殖えすぎるので抜きながら育てています。

山に生える植物ですが、少しくらい条件が悪くても育つ丈夫な性質です。

株分けや種まきで殖やせますが、零れ種でも殖えます。

ヤブミョウガ(藪茗荷)まとめ

ヤブミョウガ

ヤブミョウガ(藪茗荷) 2004年8月31日 撮影 栽培品(2004年1月31日播種の初花)

ヤブミョウガ

ヤブミョウガ(藪茗荷) 2005年9月27日 撮影 栽培品(2004年1月31日播種の初花)

少し湿った半日陰から日陰まで育てることが出来て、とても丈夫です。

わが家は種をいただいたので普通の種類ですが、斑入り種などは葉がきれいで鑑賞価値がありそうです。

三毳山のヤブミョウガ(藪茗荷)

ヤブミョウガ

ヤブミョウガ(藪茗荷) 2006年10月13日 撮影 三毳山

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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