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ペンステモン・ヒルスタス(Penstemon hirsutus)の育て方|仲間のイワブクロの特徴

ペンステモン・ヒルスタス(Penstemon hirsutus)は、北アメリカ原産の多年草です。わが家で栽培しているのは這性種で、草丈20cm位ですので、鉢植え、ロックガーデンに最適な品種です。

暑さにも寒さにも強く日光を好みますが、高温多湿には少し弱いようです。

下に日本に自生する仲間の大雪山系黒岳で写した、イワブクロを載せています。

上のペンステモン・ヒルスタス(Penstemon hirsutus)は、自宅で2006年5月28日に撮影した花です。

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ペンステモン・ヒルスタス(Penstemon hirsutus)の特徴と育て方

ペンステモン

ペンステモン・ヒルスタス(Penstemon hirsutus) 2014年5月28日 撮影 栽培品

           
和名ペンステモン・ヒルスタス(Penstemon hirsutus)
学名Penstemon hirsutus
科名・属名オオバコ科 イワブクロ属
分布北アメリカ
花期果熟期:5~7月
特徴

わが家で栽培しているペンステモン・ヒルスタスは、小型の這性種で、草丈20cm常緑の多年草です。

ペンステモンは北アメリカの山岳地帯を主に270種ほどが分布する植物のようです。

株が密に地面を覆い薄紫色のかわいい花をびっしり咲かせるため、ロックガーデンや鉢植えに向きます。

ペンステモンの仲間には夏に弱いものが多いようですが、(高山植物のような育て方をしています)暑さにも寒さにも強い品種のようです。

育て方

耐寒性、耐暑性ともに強く、日照を好むので、日当たりで栽培します。真夏に暑すぎるときは半日陰にします。

硬質赤玉土に硬質鹿沼土の混合用土に軽石を少し混ぜた用土を使います。

植え替えは早春ですが、ゴロ石を入れた上に元肥としてマグァンプK などの緩行性肥料を根に触れないように入れて株分けをかねて行います。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回液肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

水は表面が乾いたらやり、真夏は夕方に、鉢と鉢のまわりにたっぷりやって、夜間温度を下げるようにします。それ以外の季節は朝にやります。乾きやすい時は朝もやります。

ロックガーデンにも植えていますが、ロックガーデンでも綺麗に咲いてくれます。

鉢植えは1~2年に1度植え替えますが、ロックガーデンは3年に1度くらいの植え替えにしています。

殖やすのは株分けと種まきによります。

ペンステモン・ヒルスタス(Penstemon hirsutus)まとめ

ペンステモン・ヒルスタス

ペンステモン・ヒルスタス(Penstemon hirsutus) 2005年5月26日 撮影 栽培品

暑さにも寒さにも強いのですが、高温多湿に少し弱いようです。

日光を好み、這い性で丈が低いので、ロックガーデン植えや鉢植えにぴったりの植物です。

仲間の大雪山系黒岳で写した、イワブクロ(岩袋)を載せていますが育てたことがないので、栽培できるかどうかはわかりません。

イワブクロ(岩袋)の特徴

イワブクロ(岩袋)

イワブクロ(岩袋) 2005年7月14日 撮影 大雪山系黒岳

イワブクロ(岩袋)

イワブクロ(岩袋) 2005年7月14日 撮影 大雪山系黒岳

         
和名イワブクロ(岩袋)
別名タルマイソウ
学名Penstemon frutescens
科名・属名オオバコ科 イワブクロ属
分布北海道、本州(岩手山、秋田駒ヶ岳、鳥海山)。東北アジア
花期7~8月
特徴

高山帯の岩場や礫地に生える多年草。高さ2~15cm。

花序や萼に腺質の白い長毛が密生します。

茎は4稜形で相対する2個の稜上に縮毛があります。

葉は対生で数対、鋸歯があり、質が厚く、卵状長楕円形、長さ3.5~8cm。両面とも無毛。

花は密集して横向きにつきます。花冠は淡紫色、長さ2.5cmほど。雄しべは花筒内にあり、仮雄しべは完全雄しべより長い。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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