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広告 夏の花・山野草の育て方

ヤエノドクダミ、五色ドクダミの育て方

ヤエノドクダミ

ドクダミは、本州、四国、九州、沖縄に自生しているようで、寒さには弱いようですが、地植えでは枯れることがありませんが、鉢植えの場合は凍らないように気を付けます。

十薬の名で漢方薬として有名なドクダミですが、場所を選ばず蔓延ると取り除くのが大変になりますので、植えるときは場所を考えて植えた方が良いようです。

五色ドクダミも普通の葉に戻ったものが強いので、取り除かないと斑のないものになってしまいます。

上のヤエノドクダミ は、自宅で2008年6月5日に撮影した花です。

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ヤエノドクダミ、五色ドクダミの特徴と育て方

セイヨウイワナンテン、五色ドクダミ

五色ドクダミ、西洋イワナンテン 2018年4月24日 撮影 栽培品

           
和名ドクダミ
別名十薬
学名Houttuynia cordata
科名・属名ドクダミ科 ドクダミ属
分布本州、四国、九州、沖縄
花期6~7月
特徴

半日陰に群生することが多い高さ15~30cmの多年草で、1属1種です。

全体に特有の臭気があります。

葉は互生し、長さ約5cmの心形で先は短く尖ります。

茎の上部に長さ1~3cmの花穂をだし、小さな花を多数つけます。

白い花弁のように見えるのは総苞片で、通常のドクダミは大きな包葉が4枚あり、花びらに見え、全体が一つの花のように見えます。

他の包葉は線形で小さいのですが、この包葉が全部大きくなったものが、ヤエノドクダミで、観賞用に栽培されているようです。

古くから十薬の名で薬草として利用され、解毒や利尿などの効用があります。

育て方

幅広い環境に適応し、日なた、日陰、乾燥地、湿地など、ほとんど場所を選ばず、ふえすぎて困るほどよく茂ります。

しかし、日陰は伸びすぎ、乾燥地は詰まって花が咲かず、日当たりのよい適湿地では節間が詰まり、バランスのよい草姿で花もよく咲きます。

わが家は、五色ドクダミを草物盆栽にしていますが、日当たりが悪いとひ弱に伸びて、きれいな色が出ません。

日光に当てて育てたものは丈が詰まって、とてもきれいに色づきます。

ヤエノドクダミや五色ドクダミを栽培するまでは、ドクダミの根が寒さい弱いことを知りませんでしたが、鉢の中が凍る凍結には弱く、鉢植えでは凍らないよう防寒が必要となるようです。

鉢植えや草物盆栽は、良く日にあて、液肥を他の山野草のついでにやりますが、地植えにすると蔓延って抜くのが大変になります。

観賞用に栽培されているようです。

散歩道のドクダミ

ドクダミ

ドクダミ 2004年6月13日 撮影 散歩道

ヤエノドクダミや五色ドクダミまとめ

ヤエノドクダミや五色ドクダミもとても丈夫ですが、鉢植えにした場合、鉢内が凍ると傷みますので、鉢を保護する必要があります。

また地植えは蔓延って抜くのが大変になるので、場所を考えて植えます。場所は選びませんが、日当たりの良いところの方が花付も、葉の色もきれいに出ます。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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-夏の花・山野草の育て方